将棋ソフトの進化は続く
将棋の世界では藤井聡太氏の活躍が話題となっているが、最近はコンピュータと騎手との対決が報道されなくなったと感じた。
その理由はと思ってネットで調べたところ、以下のサイトがヒットした。
https://news.yahoo.co.jp/byline/matsumotohirofumi/20200416-00173656
そのサイトによれば、「2017年。コンピュータ将棋ソフトponanzaは「電王戦」という場において、将棋界のトップである名人と戦って、2連勝を収めました。コンピュータと棋士との公開での対局は、この時の電王戦をもって終了となりました。」と書かれていた。
この記事を読んで納得はしたが、将棋ソフトponanza以降はどうなったかが気になった。上記のサイトではその点でも記述があり、elmoというソフトが、最強と思われたponanzaに勝ったとのことだった。
その後、杉村さんが飛車角落ち(二枚落ち)に特化した評価関数(人間でいうところの大局観、判断基準)を持つ「水匠U」というソフトを開発したことが書かれており、要するにハンディをつけた状態でも勝てるというのだ。
何と「水匠U」が飛車角を落として2017年WCSCバージョンのelmoと対戦すると、10回のうち3回勝ったと書いてあった。これには驚いた。将棋ソフトは進化を続けているようだ。