初めての夏を迎えて
今年から始めた自然農。不耕起、無農薬、無肥料で育てられる豊かな土づくりを目指してひたすら草マルチを続けてきた。明けても暮れても草マルチ!
冬の間は、砂漠のような畑を見つめて早く草が生えないかなあと思ったものだ。
春の雑草を愛でながら、ルンルン気分で種まきをしたり苗を育てていた。
ああ、あの頃が懐かしい。。
梅雨が明けると草の勢いたるものや、、スゴすぎた。
7月からは、暑さもあって草との戦いに何度も負けそうになった。
野菜の面倒を見るというより草整理ばかりに気を取られていたように思う。
おかげで夏野菜は、失敗の連続だった。
ナスもヒョロヒョロ。ネギの苗は草にすっかり埋もれてしまった。
地這いきゅうりも残りが一本。他三本はダメにした。
夏にきゅうりが取れない寂しさったらなくて、最近立ちきゅうりを定植した。
コンパニオンプランツを利用した花壇のような寄せ植えも、あまり想像通りには行かなかった。
畑に彩りを与え続けているマリーゴールドだけが唯一の励み。
そんな中でも数々の収穫の喜びもあった。
プチトマトは無肥料でも大きな粒が次々育ってくれている。
常時冷蔵庫にある、冷え冷えの湯むきトマトが幸せおやつ!
草の中にできた小玉スイカもご覧のとおり。
枝豆も小さい株にしかならなくて少し悲しかったけど味が濃さにびっくりした。
これこそ自然農の野菜! 見た目で判断できないものだ。
黄色の赤のプチトマトを使ったトマトオイルも家族に好評で、ソースやドレッシングに大活躍している。
最近は、電動草刈り機で草整理をすることを覚え、少し気持ちに余裕ができたこともあり、草整理もだいぶ板についてきたように思う。
畑の見た目も草に覆われ自然農園らしくなり、ようやくここまできたという実感が湧いてくるようになった。
まだ理想の土壌には辿り着いていないけどあきらめずに頑張ろう。
秋に向けての野菜作りに意欲が湧いてきた今日この頃。
↓ツル返しをしたさつまいも
↓畑の様子