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右脳と左脳の共同作業で宇宙船を危機から救い出せ![AIスペースパズル]

AIスペースパズルは、重大な危機に瀕した宇宙船を何とかする協力型ボードゲーム。

答えを知っているAI役と何もしらない宇宙飛行士役とがトークンを通して情報を伝えあい、正解にたどり着くゲームです。

テーマ

舞台はトラブルが発生した宇宙船内。原子炉が爆発寸前です。
この危機的状況をAIと人間が協力して脱するのが本作の趣旨。

最近スカイチームにどっぷりなので「スカイチームの宇宙版じゃん」とテンションが上がりました。

論理

「AIが言うには、この部屋には黄色と赤色のどちらかが正解みたいだぞ。じゃあそれをはっきりさせるためには・・・」
という風に論理的思考で色や場所をしぼっていくゲームです。パズルと名前がつくだけあって、1つずつ間違いをつぶしていって正解にたどり着く力が求められます。

発想力

「論理とかそういうの苦手だから無理だわ」という方もけっこういると思います。私もそっち側。
ですがこのゲームがすごいと思ったのは、論理だけではクリアできないよという点。

なんせAIが使えるのはトークンのみ。シナリオによってはトークンが絞られるので合ってる合ってないも正確に伝えられません。色を当てるゲームなのに色トークン使えないとかざらにあります。

じゃあどうするか。
トークンの角度、位置関係、微妙に重ねたりずらしたり、創意工夫でなんとか伝えなくてはいけません。
そしてこれを受け手はくみ取らなければいけません。

もうここには理論なんてありません。
「この角度で置いてるってことは、こういうことを言いたいんじゃないか」
「このトークンの距離感には何か意味があるじゃないか」
必要なのは発想とひらめきです。

もちろん意味がないときもありますww

「DANY」というボードゲームがこのときの感覚に近いなと思いました。
DANYはなんともいえない絵のカードを組み合わせて、他のプレイヤーに情報を伝えるゲームです。
これはもう発想力が100です。

右脳と左脳の共同作業

どちらかだけでは勝てんのよ

もちろんパズルなので発想だけではクリアできません。厳しめに設定されているラウンドと手番数以内で正解にたどり着かないといけないからです。
発想で真意をくみ取ったら理論の出番!みたいにうまくふたつの力を合わせて解決していくいいゲームだなと思いました。

もうアモアスやん……

まだプレイできてはいませんが、オプションルールとして「役割カード」があります。これは人狼よろしくプレイヤーの中に裏切り者を発生させるもの。
ミッションの未達成を狙います。

そんなんもうアモアスやん……(おもしろそう)

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