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食品表示あれこれ③ラベルの文字サイズ

こんにちは、『食品表示のミカタ』です。

『食品表示のミカタ 』は、食品の表示を楽に作成するためのサポートをするシステムですが、今回は少し表示内容から外れて、商品に表示する際の注意点についてご紹介します。

■表示方法の決まり

「邦文をもって」とは、原則として、漢字、平仮名、片仮名又はアラビア数字を用いて表示することをいいます。
ただし、添加物の化学記号(例:ナトリウムのNa)や、ローマ字等の表記が一般的でありその方がわかりやすい場合などは、ローマ字等を用いて表示しても「邦文をもって」とみなされます。

■文字サイズには決まりがあります

といわれても、、、
8ポイントが実際にどのくらいの大きさなのか!?
こちらがわかりやすいでしょうか

消費者庁「表示レイアウト及び文字の大きさについて」より
【引用元】https://www.cao.go.jp/consumer/history/03/kabusoshiki/syokuhinhyouji/doc/k140320_shiryou2.pdf


1ポイントは0.35146mm、つまり規定の8ポイントは3mm以上あればいいようです。

■商品が小さい場合は規定が変わります

商品そのものが小さい場合は、文字サイズが少し小さく出来るわけですが、
この『表示可能面積』は、食品表示ラベル・シールの面積のことではありません。商品名、写真などがある表面も含まれます。

『表示可能面積』は、容器包装の形状等によっても異なりますが、表示事項を表示しても判読が困難な部分を除いた容器包装の表面積をいいます。

消費者庁「食品表示基準Q&A」より
【引用元】https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/food_labeling_act/assets/food_labeling_cms101_210317_12.pdf

実際には、かなり小さい場合になります。
コンビニ等で見られるキャンディやチョコレートの1粒販売
などを思い浮かべて貰えればわかりやすいかと思います。

商品パッケージに印字される内容は多岐に渡ります。
食品表示基準に則って表示される「一括表示」部分と、栄養成分については
上記の通りの文字サイズが決められていますが、
他の部分になるとまた異なる事もありますので、ご注意ください。


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