九月十三日(水)吉原観光のナポリツアー
本日の朝ごはん
七時起床。
朝食はカプチーノと波模様が入ったパイ。チョコチップのようなものが見えるので、きっと中身はチョコクリームがたっぷりだと思ったら、何も入って
いなかった。
コーヒーとミルクの割合は、私にはカプチーノくらいがちょうどよいと、ようやくわかってきた。
朝のうちに手作業で洗濯をしてベランダに干す。
吉原観光ツアーでナポリの街を散策する
本日の吉原観光ツアーは、ナポリの代表的な観光地巡りに連れていってくれるそうだ。メルカリで購入したちょっと古い『地球の歩き方』をさらっと読んではみたのだが、どうしてもイタリア観光が他人事のように思えてまったく頭に入らなかったので、有識者に案内をしてもらえるのは大変ありがたい。
昨日とは少し違うルートで駅へと歩いたら、思い切り犬に吠えられた。
昨日と同じ時刻の電車でナポリの街へと向かう。
昨日と同じように駅ビルを地下に降りて、キオスクみたいな店で『amn』という会社が運営する、ナポリの地下鉄やバスなどに乗れる一日を4.5ユーロで購入。
壁面のタイルがやたらとゴージャスな地下鉄のガリバリディ駅(Garibaldi)から、『linea 1 』という路線を走る落書きだらけの黄色い電車に乗って、四駅先のトレド駅(Toredo)へと移動。
トレド駅は通路の天井に穴が開いていて、エスカレーターを登っているときに地下から空が見えるという趣向だった。行ったことはないけどハトヤの海底温泉を思い出した。
ケーブルカーでサンモルテ城に行く
駅から地上へ出ると、そこは絵に描いたようなイタリアの街だった。
石造りの四角い建物、石畳の道路、その上を闊歩するサングラスの人、かっこいい犬、マラドーナのユニフォーム屋、茶色い迷彩服を着た軍人さん、面積の狭いタンクトップ、二人乗りで走るドゥカティのバイク、路上にテーブルを並べるカフェ。
ホテルの周辺とはちょっと違う、観光地としてのナポリがここにはあった。観光地だけど建物の多くはマンションで、住人がベランダから道行く人を眺めていたりする。
サポートいただくと生きていけます。