未来のためにできること
今日は、以前に挫折した新しいグッズの試作品をリベンジしました。
これが上手くいけば、少しは仕事の売上アップに繋がる!という淡い期待を待ち、何年振りにプレス機の電源を入れた。
よし、機械は無事に起動した!
しかし、そんな安堵な気持ちは一瞬で終わった…
プレス機を稼働させるコンプレッサーの電源が入らない!色々と調べてみると、動力の元のスイッチの電源が入ってない…。
ここは、素人では触らない部分なので試作品を作るのを断念した。
しかし、仲間のTシャツ屋さんがプレス機を使わせてくれることになり、夕方にTシャツ屋さんの会社に向かった。
ただ、ひとつだけ大きな難題がありました。
それは、その材料が熱に弱いこと。
でも、転写シートは165度で10秒間のプレスをしないと材料に転写しない。
事前にYouTubeなどで、色々な企業の動画を調べまくり、低温で30秒ならいける!という情報を入手してました。
たぶん、材料は80度が限界…
ダメ元で125度で10秒ブレスにチャレンジ。
なんとか、許容範囲の収縮で上手くプレスできました。
しかし、問題は低温なので転写できるか疑問でした。 案の定、印刷が材質に転写しませんでした。
そこから、135度15秒にプレスの設定を変えました。理論上ならギリギリ転写可能なはず!
そして、プレス作業の開始!
プレスが終わり材料を見ると…
スルメを炙ったみたいな感じに材料が反り返りました🦑
商品の全体像は大人の事情で見せられません🙇♂️
反り返りが大き過ぎて、転写フイルムまで反ってしまい一部しか転写できませんでした。
6年越しのリベンジが失敗しました。
今までならココで終わりです。
しかし、鬼神の如くリサーチをしまくっていたら、2つほど可能性が見つかりました!
ひとつは、特許取得の特殊な材料です。
もうひとつは、あまり活用されていなかった特殊なインクを活用する製造方法でした。
この2つは、どちらも使い方次第では、新しいグッズや活路を見いだせそうな可能性を感じました。
早速、2つの会社に連絡してサンプル依頼をしました。
特に、1つの素材は従来の設備で作れるので、ほぼノーリスクで新しいグッズを生み出せます。
もうひとつは、新たに機械を導入しないと作れません。
ただ、8月下旬にテストプリントを依頼しますが、もしテストプリントが上手くいくと、既存のお客様から仕事が増える可能性が高くなります。
たぶん、凄いメリットが高いインクですが、メーカーも導入している他社さんも、そのインクの有効活用に気づいていません。
まずは、既存の印刷機で使える材質が成功するように祈ります!←8月下旬にテストします。
この2ヶ月間は、何年ぶりと言えるぐらいリサーチして情報を仕入れ、その後に色々な会社に質問攻めしました。
たぶん、材料メーカーや機械メーカーの入社2〜3年の営業マンと同等か、それ以上のノウハウや知識を身につけました。
この知識をきちんと売上に繋がるように、再度リベンジします。
Tシャツ屋さんの帰りに、知人の会社に連絡したら仕事が暇で自宅待機してました…。
業種は違えど、今月で廃業するアクリル屋さんと似たような状況に陥っていました。
でも、こんな所で終わらない!
アイデアと行動力、そして沢山の方の力を借りて、10年、20年と継続できる体制にします!
明日から、仕事と打ち合わせが重なり、その状況が月末まで続きそうです。
必ずリベンジを成功させて、次のステージに進みます🔥
頂いたサポートは、新商品の開発や実験、新しいチャレンジへの資金として有効に活用させて頂きます!