やっちまったなぁー(良い意味で)
いま、コロナ対策用のグッズを作っています。
■わたしの場合
開発から試作品の完成までは、市場調査をしません💧
理由は、雑念が入ってしまい自分で考える力が劣る事と、もう一つは誰かのアイデアだけを頼ってしまうから、試作品の完成までは開発中の商品の事は調べないです。
そして、昨日は試作品が失敗して、新しい材質に変更しました。本日の夕方、また明日に新しい材質で再チャレンジします。
ここで、何気にnoteを見ていたら、あっ!やはり同じことを考えている人を見つけました。
しかし、つくる機械が違うし、材質も違う、その材質は私の仕事では使われないし、その機械自体を操作できないので、そもそもの選択肢に入っていませんでした。
その機械とは、3Dプリンターです✨
最新のテクノロジーなので、金型も無し、データだけで複雑な形状のモノを1つから作れます。
わたしの場合は、アナログです。
金型をつくり、アナログの機械で1つひとつ手作業で作ります。
そして、わたしの仕事で蓄積した材質のノウハウでは、その複雑な形状のモノは作れません。
残念ながら作れません。
■残念ながら作れません
話を少しだけ巻き戻します。
先ほど、noteで同じ目的のコロナ対策用のグッズを発見しました。
わたしの仕事では使われない材質と機械。
相手は「デジタル』、わたしは『アナログ』。
自分自身で無意識に『できない』と決めつけてました。
■失敗には沢山の気づきとヒントがある
昨日の試作品の失敗で、金型が無駄になりそうなので、知恵と過去の経験から、金型を活かすことができる材質を見つけました。
あれ?この材質ならアナログでも、デジタルみたいな形状ができるかも!知らない方のnoteを読んで閃きました💡🔥
できないのは失敗した材質に執着していたからでした。
ただ、デジタルは複雑な形状も問題ありませんが、アナログの場合は金型の再現ができる範囲までしか再現ができません。
ただ、それでも形状の制限が少し緩くなるので、デザインの選択の幅が増えます✨
しかし、形状が複雑になればならほど、金型代が一気に跳ね上がります💦∑(゚Д゚)
あうぅっっ…(>_<)
でも、自分の中の思い込みの制限の枠が広がったので良しとしよう!
とりあえず、新しい材質でのテストが楽しみになってきた✨
■追記 今日のタイトルについて
知らない方のnoteを読んで、あっ、俺の試作品のデザインは単純で、知らない方のデザインは素敵だった…。
あっ、やっちまったなぁーと反省しました💦
でも、昨日の試作品の失敗が、結果的にデザインの選択肢を広げてくれた事の気づきは新しい発見でした🔥
しかし、金型代が一気に跳ね上がるので、またまた原価が高くなるので、二度のやっちまったなぁーの思いを、今日の投稿のタイトルにしようと決めました。
ただ、もっと本当の事を言うと、ソエジマさんのイラストが可愛くて、『そのイラスト使ってみたかったから』、イラストを見てからタイトルを考えた!✨という本音は内緒ですw