ムチ最強説

ムチと聞いて勘違いした人が数人ほどいそうですが、今日のお題は無知です。

昔のわたしは無知の塊でした。←今も変わりませんが💦

無知すぎて恥ずかしさすら知りませんでした。

無知故に、思いつきの行動だけで生きてました。

■ホワイトアウトの無知

スキー初心者の頃、侵入禁止のロープを潜り抜けて滑るスキーヤー(死語?)に憧れてました。

苗場からゴンドラで田代に行き、バイク屋で知り合った年上の方と滑っていました。

ゴンドラが突然の吹雪で止まってしまい、田代から苗場の駐車場まで戻る事ができなくなりました…💦

私は20歳、先輩は24歳で、残念なことに2人ともアホでした…。

先輩は、『よし!この滑走禁止区域を滑れば駐車場に着くはず!』と初心者の私のことも考えずに滑ってしまいました。

私も死に物狂いで付いてい行きましたが、途中から吹雪になり、目の前が真っ白になり何も見えなくなりました。あとからホワイトアウトという言葉を知りましたが、もう本当に前が見えません!

恐怖以外の何物でもありませんでした🌪

私は大声で先輩の名前を呼び、お互いのストックを持ちながら歩きました。

途中で小さな川に私だけ両足が落ちたりして、散々な事になりました。

それから2時間ほど滑ったり、歩いたり、私だけ川に落ちたりして、やっと駐車場まで辿り着きました。 おわり。。。

■カレント(離岸流)の無知

こちらは、サーフィンをしてきた時の話です。

当時の私は25歳でした。

友人と2人で台風が過ぎた翌日の話です。

台風スポットという台風が過ぎた時だけ、巨大な波が発生する場所に行きました。

当時、その友人だけ知識がありましたが、私には知識を教えてくれない幼少期からの意地悪な悪友でした。(笑い)←何事も自分で覚えろ。というタイプの悪友です😈

勿論、私には台風スポットとだと伝えてません。

私には、たまたま波が大きいけど、すぐに波は小さくなるから大丈夫😁👍と嘘をつかれましたw

あれ?波がとてつもなく大きいけど💦

気がつくと悪友は砂浜にいます!!!

はぁー???(・Д・)

私は離岸流のゾーンに流されていました‼️

パドリングしても、グイグイと沖に引っ張られます。当時はスポーツジムで毎日1kmは泳いでいたのですが、もう30分間パドリングしても1メートルも前進しません。

やばい!!!やばい!!!

急に心臓がドキドキし始めました。

急に死の恐怖が出てきました‼️😱

『助けてー』と大声で叫ぼうとしましたが、叫んだ時点で心が折れて終わるかも!と思い、『大丈夫!落ち着け!大丈夫!深呼吸!落ち着け!』と大きめに声を出して自分を鼓舞しました。

1時間ほどパドリングして、疲労で腕が悲鳴を上げてパドリングのスピードが落ちてきました。

少しずつ少しずつ、沖に流され始めてきました。

恐怖で呼吸が荒くなってきました。。。

本当にヤバい…。

すると、沖から大きな波がやってきました。

あぁぁ、でっ、、デカ過ぎる!!!

でも、この波にならないと体力も気力も持ちません。

ゴゴゴゴゴッッッ←ごめん。ジョジョではない。

最後の気力を振り絞り、全力でパドリングしました。

よし!波に乗れた!!!

ブシャーーー、バシャバシャバシャ〜!

板に立とうとしたけど、疲労困憊で立つ事すらできません…。

暴れる板を最後の力で押さえつけ、直滑降のまま砂浜に向かってます。

カッチョ悪いーーーー💧💧💧

上手い人なら、最高の波で華麗なテクニックを披露できましたが、下手くそな私は直滑降で真っ直ぐにギャラリーが観ている砂浜に一直線に滑っていました。。。

やがて、砂浜に着くと安堵と恐怖からの開放感で、その場でしゃがみ込みました。

20〜30分ぐらい立ち上がれず、その場でヘタリこんでいました。

やがて、ゆっくりと立ち上がり、ニヤニヤしている悪友の元に戻りました。

悪友は、あのカレントはヤバかったw

よく、帰って来れたねw

私は、速攻で悪友のケツを全力で蹴り、『あんなのなんて事ない🔥、わざと面白く演技したんだよ!』と強がりました。

そして、その日から3年間は海に入らなくなったのは内緒です!w


■追記

今だから笑って話せますが、一歩間違えてたら死んでました。

身体を鍛えていても、メンタルが強くても、自然の力の方が数万倍も強いです。

本当に、たまたま運が良かっただけです。

自然を相手にするスポーツは、事前に危険性と対策を知識として入れてから始める事をお勧めします。←あと、基礎体力とメンタル強化もお勧め。






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