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ひょうたんじま’23 5月(三陸地おこの活動報告)

 すでに6月も終盤に差し掛かってはおりますが、5月の活動報告になります。

1.旅行業申請(地域限定旅行業)

 5月あたまは4月下旬から続いた旅行業申請の追加書類の提出で始まりました。ANTA岩手支部が中身を精査していただいたおかげで、何とか審査へ向けての書類提出は出来ましたが、正直、言われるがままに書類を準備するしかなかった自分でした。まあ、申請が通れば1度しかやらない手続きなので、それでも良いとは思いますが。
 5月末、無事審査を通ったという連絡が来ました。現在、県の旅行業協会への入会手続き中ですが、県の担当者が代わったようで、なにやらめんどくさいことになっているような…

(参考)申請書一覧表(申請手続きたいへ~ん)


2.大槌陣屋まつり

チラシ

~ 5月3日(水)・4日(木)~

 昨年に引き続き、陣屋まつりに参加しました。今年は材料の竹を取りに行くところから参加。竹の枝選定がこんなに難しいとは。コツを教わりながらの作業となりました。
 昔は全て子供たちで竹や杉の木を使い作っていたそうですが、安全性や効率も含め、足場などに使う単管を利用し、大人が骨組と杉の木で屋根を作成、壁部分のむしろに刺す杉部分を、子どたちにも参加してもらいました。
 近所の子供たちが何人も参加し、ワイワイとゲーム感覚で杉の葉を刺し1時間ほどで陣屋が完成しました。
 完成した陣屋の中で、昔ながらのボードゲームを開始。時に笑い、時に涙するという… 参加した子供たちがまさかこれほど盛り上がるとは思いませんでした。
 お昼のカレーライスを陣屋の中で一緒に頬張る。このほのぼのとした時間の流れに、年に一度はこういう日があってもいいのではと、こどもの日の大切さをあらためて感じました。
 御社地いっぱいに泳ぐこいのぼりは爽快でいいですね。私の毎年の子どもの日の過ごし方は決まってしまいました (^^;

単管で骨組づくり
竹の組み方を工夫
持ち寄りのこいのぼりをセッティング
風のおかげでこいのぼりが良く泳ぎます
壁にむしろ、杉の木で屋根を
楽しそうにお手伝いする子供たち
子どもパワー炸裂、杉の葉をどんどん刺していきます
あっという間に杉の葉に覆われる壁
陣屋の中に自分も入ってみました
昔ながらのボードゲームに以上に盛り上がる子供たち
お昼のカレーライスを前にパシャリ!
振舞いカレーをお代わり

陣屋まつり 前日の下準備から始まり、開催日の今日は、子ども達も参加しての陣屋作りから。 ありったけの杉の葉を大人も子どもも夢中になってさしていく… みんなで作った陣屋(基地)に入り、昔ながらのボードゲームで楽しみ、お昼にはお手製のカレー...

Posted by Hiro Furuya on Thursday, May 4, 2023


3.鯨山巡視

~ 5月12日(金)~

 一昨年、昨年に引き続き恒例の環境省の鯨山巡視に同行してきました。今年の巡視はなんと去年と全く同じ日に。
 今年はいつもののメンバーに、山歩きベテランさんを含む6~7人(すでに記憶が・・・)の大所帯での巡視となりました。浪板河岸から浪板駅を通り、途中、レンジャーさんのリクエストでもりかまどで思い思いのもの(おやつ)を買い、鯨山へ。毎年天気に恵まれ、ほんとにありがたい(今年は後半少し降られましたが)。
 木漏れ日の中、道の状況や目印の確認、簡易修復、記録撮影をしながら、山道を進んでいきました。前半、垂直登山が続く山道は、アキレス腱に負担がかかります。さらにせっかく大金はたいて買った登山靴の右かかとの縫い目が自分のかかとに干渉し、ひどい痛みを伴う靴擦れに。休憩時にあて布や絆創膏をするも痛み消えず、頂上までの後半は痛みとの戦いでした。
 今年は桜前線が早かったこともあり、ツツジの方も終わっているのでは心配しましたが、山の上部は綺麗なツツジが残っていました。今年の頂上は、昨年ほどの快晴ではないものの、良い天気で眼下の船越湾は良く見えました。
 頂上での昼食は格別ですね。特に今回はもりかまどで購入したスイーツ(Wチーズ大福)もあり、とても良い休憩になりました。浪板から鯨山へ登山する方は、もりかまどへ寄って、思い思いのスイーツを買って登ることをお勧めします。また、もりかまどは店内に個室があり、購入したスイーツを食べることができます。個室を利用する際は、お抹茶も立ててくれます。鯨山登山やみちのく潮風トレイルのハイカーの皆さん、ぜひ、もりかまどに寄ってみてください。
 下りはエスケープルートを巡視。こちらの方が、通常ルートより景色が楽しめ、オススメかもしれません。
 今年も何とか登山することができました。ただ、登山する皆様、最近は特に熊の出没が多くなっていますので、単独は避けて、グループでの登山をお勧めします。

鯨山の入口
低地は直線的な道が続きます
これ、なんだっけ?(名まえを忘れた・・・)
いくつか小川も流れています
人が多くなればペースも変わります
自然歩道は碑と雨降ればすぐに轍が
2合目
倒木の現状を記録撮影
ルートには荒れた道も
シダ群エリアへ
3合目
4合目
山の上部にはきれいなツツジが
ツツジの花びら
5合目
岡田保護官(東北2年目)もこちらの人になってきました
ツツジの道
満開でした
道路が修復されていました
ここからラストスパート
いざ
上部は急勾配になっていきます
ひたすら登る
荒々しさが出てくる山頂近く
7合目
8合目
避難所
お頭
頂上到着
快晴とはいかないもののまずまずの天気
鯨山神社奥宮
下りの始まりは鎖とロープにつかまって
下りは膝にきます
今年は別ルートでの下山に
こちらの方が景色が良いかも
この林を抜ければ
出口に
もりかもどの大福。もりがとにかく柔らかい
Wチーズ、和と洋の融合 うまし!


4.おおつち里海ダイビング'23

チラシ表

~ 5月21日(日)~

 昨年から始まったおおつち里海ダイビング。
 ’23として新たにモニターツアーを実施していきます。
 第1回目は、まだ水の冷たい時期での実施。そこでドライスーツ経験者を基本としたプログラムを。大槌の今の海の現状を知ってもらうこと。実際の藻場再生活動を体験してもらうことを目的としたプログラムを作りました。
ランチでは海産物のBBQとしてホタテの浜焼きを提供する予定でした。
 チラシは、協会デザイナーのきっしーに尽力してもらい作成。募集定員は船の関係もあり、8名としていましたが、ドライスーツ経験者の条件がかなりハードルが高かったようで、最終的には5名での開催となりました。
 また、BBQの目玉のホタテが、貝毒による漁制限で手に入れることができず、食材確保に奔走しました。結果的には、サプライズ予定の殻付きウニ、岩手大槌サーモンのギンとトラウトの両切身、山田から牡蠣とほや、そして、MOMIJIの大槌鹿のジビエ肉まで確保できることになり、とても豪勢なBBQランチとなりました。参加者にもとても好評でこちらも安堵しました。
 実際のダイビングでは、普段経験したことのない場所を探検することができ、藻場再生活動の取組みや実際の体験もできたことには一定の評価をいただけました。2本目に潜った藻場が茂る小久保海岸エリアの透視度が悪く、海の森を存分に楽しんでいただけなかったのは残念でした。
 今年はあと2回ほど実施する予定になっています。2回目のダイビングでは、ウェットスーツでも開催を考えております。興味を持っていただいた皆様、次の募集案内をお待ちいただければと思います。

チラシ裏
ダイビング前に大槌の藻場再背活動
ウニ観察
藻場再活動現場探索
新芽の藻場にウニ迫る
藻場にお魚
3・4年前に藻場をスタートした地点の現在
藻場活めかぶをスポアへ
スポアに入っためかぶ
カレイもいました
小久保海岸の藻場再生現場
帰ってきた藻場のウミウシの仲間
大槌産ラディッシュ
剥きたてのほやの刺身
味噌おにぎり(やはた商店)
うめぼし(やはた商店)
吉里吉里の海で採れた殻付き焼きウニ
ピンチを救ってくれた蒸し牡蠣(山田)
MOMIJIの鹿肉(モモとロース)
岩手大槌サーモンのホイル焼き
みんなで記念撮影

協会HPブログにもUPしていますので、よかったらご覧ください。


5.郷土芸能「かがり火の舞」

チラシ表

~ 5月27日(土)~

 地おことしてやって来た2年前から始まった「かがり火の舞」。今年は8回に回数を増やしての開催です。
 昨年のかがり火の舞は、運営メンバーが少ないからと、毎回出ていたら皆勤賞だったと最後に知りました(毎回出ていたらそうなるのは当たり前ですが…^^;)。サーモン祭りや各種イベントでの駐車場づくりと誘導の連続で、「駐車場のふるや」として名前を覚えられそうです(そんなわけはない)。
 第1回目は、「吉里吉里大神楽」と「向川原虎舞」の演舞でした。個人的に吉里吉里大神楽は始めて見た気がします。大槌の郷土芸能団体の披露できる場として、多くの団体が参加してくれることは嬉しいことです。
 もともと地元民のための芸能として繰り広げられてきた大槌の郷土芸能。御客様を呼んでの演舞(有料)は、これまでの踊りとはまた違う見せるから魅せる演舞に代えていく必要があるわけで、こういった観光客向けのコンテンツとして発展させていくには、企画運営する私たち以上に、披露する団体の意識改革も必要になってくるものです。
 とにかく3年目を迎え、外への認知も増えてきている中、求められる要求とそれに見合う演舞、また、またその演舞に見合う報酬へ繋げられるか、これからも課題は多いですが、継続できていることは一つの評価として受け止めていきたいですね。
 三陸大槌町郷土芸能「かがり火の舞」は、最終9月9日(土)まで、毎月第2第・4土曜日午後7時30分から約1時間、大槌町小鎚神社境内でかがり火の中、開催しております。ぜひご観覧ください。お待ちしております。

チラシ裏
吉里吉里大神楽
向川原虎舞


6.岩手大槌サーモン祭り

ポスター

 6月18(日)開催に向けて加速中。実際にこれを書いているときには終了しているのですが、5月はまず、会場レイアウト図の作成に時間を費やしました。昨年とは違うステージ構成、出店数の増加、サーモン特設エリアの新設、櫓(やぐら)の設置など、変更した部分も多く、その大まかな配置のラフにしたがって、レイアウトを決めていきます。
 特に出店者については、出店者が使用するエリアの大きさがわからないため、一律7.5m×5mでレイアウトするも、実際には大きなテントで6m×3mなので、途中から6m×5mに変更したり、決まった出店者の位置決めやそれぞれの配置への事業者名の入力など、細かい微調整が何度もありました。
 さらに、6月に入ってからは、場ミリ図、資機材配置図等も作成することに。これだけでどれくらい時間がかかるかは、分かる人にはわかるはず。
 そのほか自分の担当としては、今回、岩手県に初めてやってくる移動水族館「アクアマリンふくしま」、シャトルバス、ゴミ収集、警備の契約、国道・県道の道路占用申請、音響、会場の芝刈りの手配、必要資機材の洗い出しと手配、仮設トイレの受入れの確認など、事務作業から現場作業までと、今考えるとよくやってんな状態です。この部分のほとんどは6月入ってからの作業でしたが。
 あ、5月後半はポスター、チラシ配付してました。近隣市町村関係施設への郵送作業、町内施設、宿泊施設、飲食店を中心に足で回ってました。時間やタイミングの関係で、いくつか配付できないところもありました。来ていなかった事業者様、ほんとに申し訳ありません。
 すでに祭りは終了していますが、その報告は来月のnoteに。。。

チラシ表
チラシ裏


7.藻場再生活動

(1)第4回 コンブ回収移植・ボルト設置

~ 5月18日(木)~
活動時間 午前9時~正午
活動場所 吉里吉里フィッシャリーナ水路
活動内容 コンブ回収~移植、ボルト設置
傭  船 なし
参加人数 5人

 この日は、朝一別件で1時間遅れで参加。今回は昨年度、フィッシャリーナの水路を使って吉里吉里小学校の子どもたちと投入したコンブがかなり成長して伸びたため、回収して水路内に移植し直しました。さらに、壁にボルトの設置も。私は遅れたこともあり、地上からのサポート隊に。
 コンブが成長がすごく、今後の藻場再生活動の種苗育成場所としても利用できそうです。

昨年小学生と設置したコンブがびっしりに成長
コンブを回収
これだけのコンブなら人間もラッコになれます
ラッコになって記念撮影(おおつちのあそび代表の大場さん)
この日は潮流が結構あり、ドライスーツで浮かぶと流れるプールに
今回は固まったコンブをばらけ水路の広範囲に移植しました

(2)第5回 コンブ回収移植・ボルト設置

~ 5月25日(木)~
活動時間 午前9時~正午
活動場所 吉里吉里フィッシャリーナ水路
活動内容 コンブ回収~移植、ボルト設置
傭  船 なし
参加人数 7人

 今回は前回広げたコンブを水路に均等に移植するため、前回取付けたボルトを使い移植を始めたのですが、あまりのコンブの量にボルトでは足りず、急遽水路の柵を使ってコンブを移植しました。
 水路一杯のコンブ。昨年設置作業を一緒におこなった子どもたちが見たらとても喜ぶだろうなぁ。
 自分の水路でコンブの移植を体験したのですが、家に帰ってもコンブの香りが残ったのは言うまでもありません。きっと良いダシが取れるのだと思います。(笑)


まずは水路から流れてしまったコンブの回収
くまさんが回収してくれます
地上運搬係は私。これ、かなり重い
水路にいっぱいのコンブ
1つ1つのコンブをロープに取り付けていきます
コンブの長さに合わせ均等に配置
今回は自分も取付け作業を
水路に綺麗に移植できました


8.仮払機講習会

~ 5月27日(土)~

 主催者から直々のアプローチもありまして、参加してきました「仮払機講習会」。
 実際に大槌町で草刈りなどを報酬を受けて行う場合に、こちらの講習を受けたことが基準になるということで、複業、副業も考える自分としては、受けておいて損はないと思い受講しました。
 参加してみて、予想以上に座学が多くビックリしました。仮払機の使い方、専用手袋などの存在も知れたし、仮払機の手入れやいろんなタイプについて学ぶ事が出来、とてもためになりました。
 終わってすぐ、震動低減手袋を買おうと決めていたのにまだ買っていませんが・・・(noteUP前に無事購入^^)

講師は「KOKERA Works(コケラワークス)」の小山石先生
講習会カリキュラム
午後は刈払機の取扱い
刃によって刈り方も変わる
取り外しやメンテナンスなどためになる講習会になりました


9.イカ釣り漁船の明神丸出港

~ 5月13日(土)~

 大槌町、いや岩手県唯一のイカ釣り漁船「第八十一明神丸」が今年も長い旅に出発しました。(タイトルの写真は集魚灯を点灯した明神丸)
 明神丸の出航見送りには、昨年に続いて2回目の参加。たくさんの方が見送りに来ていました。軍艦マーチからの鳥羽一郎「兄弟船」を流しながらの船出。他では見ることの出来ない、一つのビックイベントとして見送りました。
 年明けまで、とにかく無事に漁を終え帰港することを願っています。

大槌町に唯一のイカ釣り漁船「第八十一明神丸」。 毎年5月から翌年1・2月頃までの長期間、太平洋、日本海をイカ🦑を追っています。 その明神丸が明日、13日(土)10時に出港します。 毎年、盛大な見送りで出港していく明神丸を、多くの人で見送りましょう。

Posted by Hiro Furuya on Friday, May 12, 2023
フライ旗をたくさん取り付け出航
送り出しの紙テープ
家族が見守ります
蓬莱島に向かって
蓬莱島を回り太平洋へ


以上

■ ふるさとチョイス(大槌町ふるさと納税サイト)■


■【楽天市場】大槌町のふるさと納税 ■


■ 大槌孫八郎商店HP ■


★大槌町観光交流協会HP★


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