バンブーチャイムを鳴らすには、風をつかまえなくては。
バンブーチャイムとやらを作ってみた
きっかけは、とある古民家で出会った金属製チャーム。
風に揺られ、気まぐれに鳴る音色に聞き入ってしまい、、、。
まるで物語の中にいるような。
買うのも味気ないし、身の回りにあるもので作ってしまえ!
と、実家の山から切り出してきた竹を使用。フィリピンの友達曰く、こうした楽器がよくあるとのことで、youtube等でも調べてみる。参考にしながら、見様見真似で作成。
いいぞいいぞ、それっぽく見えるじゃないか!と、右上がりのテンション。
いざ、、、!窓際に吊るして、風を待つ。
風、吹いてきた。吹いてる。めっちゃ吹いてるよ。
。。。あれ。
鳴らないwww
竹の棒があまり揺れず、ぶつかってくれない。
むむむ。どうしたら鳴るんだ。
ということで、バンブーチャイムを鳴らそう大作戦、始動。
作戦1:軽くする&円心状にする
もしかして、棒の数が多すぎて風で揺れないのでは、とまず推測。
比較的いい音がなりそうな、竹の棒6本を選抜(他の子は一旦ごめんね…でも2作目で使うから、ちょっと待っててね)。
ついでに、ちょうど良いサイズの丸い木材があったので、これを使って、竹の棒を円心状に吊るしてみる。横並びだと、隣同士の多くて2方向でしか打つかるルートがないが、延伸状なら、両隣と正面の3方向でぶつかる(音が鳴る)ルートを生み出せるはず。
→鳴らない。。。一筋縄ではいかないやつ。
作戦2:重心にパーツを追加
竹の棒同士がぶつからないなら、まん中にパーツを加えて、パーツvs竹の棒でぶつかる→鳴るようにすればどうか!??竹を短く輪切りにしたパーツを装着。
→鳴らない。。。パーツが動いてくれない。
作戦3:風受けを作る_ヘラ編
youtubeで完成品を見ると、竹の棒の先が削られ、ヘラのようになっている。きっとこれは、風受けではないのか。
ということで、竹の棒の下半分を削りヘラ状に。
→鳴らない。。。
でも自分で揺らして鳴らしたときの音質は若干変わったので、
多分このヘラの意図はそういうことかと。
作戦4:風受けを作る_しっぽ編
もっと風に煽られやすく、チャーム全体を揺らしてくれるような素材を重心につけたらどうか...と、目につけたのが花瓶に刺さっていたススキ?の頭。
これを尻尾にしたらどうか...風でブンブン揺れ動いてくれるのでは!??
→鳴らない。。。
尻尾は揺れてるんだけど。勢いが足りず、チャーム全体が揺れ動いてくれない。
次なる作戦に向けて
鳴らない。揺れない。というより、全体はかすかに揺れているのだが、全体か一致してみんな一斉に揺れ動いてるので、互いがぶつからない。おそらく、真ん中だけうまく揺れうごかせたら良いのではないか。もしくは、各棒がバラバラの方向に揺れ動くような何か、仕組みを。
竹のサイズをバラバラにする、とかかなあ。。。
あと置く位置(風の吹き方)も関係ありそう。
そして、こういう試行錯誤、楽しいよね。
一番言いたかったのはこれ。
以上。