映画「チェイシング・コーラル 〜消えゆく珊瑚礁〜」からの学び、2
映画「チェイシング・コーラル 〜消えゆく珊瑚礁〜」からの学びの続きです。
このままいくと地球温暖化による水温上昇でサンゴが死滅し、世界的に生態系が大きく破壊される可能性があります。
映画の中で、オーストラリアのグレートバリアリーフのサンゴ礁が、1年間で29%が死滅したというションキングなデーターがありました。
グレートバリアリーフとは、オーストラリア大陸北東の沿岸にある全長約2000kmに渡って広がる世界最大の珊瑚礁のことです。
なんと、日本列島の面積に匹敵するほどの海域に珊瑚礁群が連なっています。
もしも、日本列島の29%が1年間で破壊されてしまったと考えると、とても恐ろしいことであると実感できると思います。
また、サンゴ礁そのものだけでなく、サンゴ礁が育む生態系が海にとってとても重要な役割を果たしています。
グレートバリアリーフは、200万年という年月をかけて作り上げられ、600種もの珊瑚と1600種以上の魚類が生息しているといわれています。
サンゴ礁は、海の中の重要なインフラの役割を担っているのです。
サンゴ礁が死滅するということは、海の一部が死んでしまうことを意味します。
海の中は日頃私たちには見えませんが、全てが繋がっていて、とても考えさせられる内容です。
自分にできることは何か、考え、実行していこうと思います。
金賢守(キムヒョンス)