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【人生折り返し】自分にとっての幸せの意味を再考してみる【HSP】


⚪️「ミッドライフ・クライシス」という言葉を知った今日この頃

またの名を「中年危機」
加齢による体の変化や、ライフサイクルの変化など中年特有な悩みからくる不安。
この本を読んで「わたしのことかな?」と、頷きすぎて首がもげるかと思いました。

「そうか、みんな似たり寄ったりの悩みを持っているのね。自分だけじゃなかったんだ」と、安堵したのも束の間、やっぱり自分は「中年」という言葉がしっくりくる属性なんだと思いました。

いや、分かってはいたんです。
転職活動において履歴書に年齢を必ず書きますし、
肩周りも丸くなってきた。
細かい文字が見づらいことで若手職員に気を遣わせ、妙な雰囲気にしたことだってあります。
PCの画面の表示サイズが「100%」から「115%」へ変わったのはいつの頃からでしょうか。
「目」だけが唯一の取り柄だったのに、それさえをもなくなっていく。

でも、どこかの偉い人が「40代はまだ若い!」とか、
ユーチューバーのライオンさんが毎朝「今日が人生で一番若い日ですー!!!」
と、熱量こめて話しているのを聞いて、
まだ自分も何か出来るんじゃないか。
40過ぎてるし、地方在住だし、非正規だし、・・・「だしだし」言い訳しないで、一度自分を見つめ直そうではないか。

若い人より残り時間が少ないのは確定なので
リソースを割くための自己分析が大事だと思ったのです。

⚪️人生の折り返しにあたり、自分にとっての幸せや苦手な事を棚卸してみる

🔵若い時から変わらず幸せなこと

大事な人と少人数で食事すること
季節の旬の食材を食べること
お風呂上がりにパジャマ姿でビールを飲むこと
食後にアロマをたくこと
温泉めぐりをすること
たまに一人旅にでること 

🔵若い時は好きだったけど、興味がなくなったこと

服や持ち物にはあまりお金をかけず、小綺麗に着回せれば満たされるようになったこと
夜外に飲みに行くことや大人数でワイワイ食事すること
インテリアや雑貨に興味がなくなったこと

🔵若い時から変わらず苦手なこと

気の悪い空間
臭いところ、うるさいところ  
ヒステリックな人
ホラー、ミステリー、チャンバラを含む殺人系の作品
痛いこと

🔵今も昔も興味あること


教育格差について
虐待について

⚪️繊細さVS感性 歳を経るにつれて折り合いがつくか

こう挙げていくと、自分はいわゆるHSP気質なんだと思います。
よくあるHSPチェックリストのほとんどが該当しますし、気質は今後も変わらないでしょう。
特に殺人系のドラマや映画は昔から苦手で、いくらフィクションとはいえ、
「なんでわざわざ人が死ぬのを見たいのか?」と不思議で仕方ありません。
リビングで母が好んで見ていたので、逃げるように自室へ移動していました。

振り返ってみると、わたし自身は
繊細さと感性が鈍くなることで、若い時よりは生きやすくなってきたなと思います。
これでもだいぶ鈍くなりました。
その分、感性も失われましたが、いいとこ取りはできません。

生まれ持った気質は変わらないですが、環境が人を育てます。
特に10代〜20代前半で触れる環境は、その後の人生を決める重要な要因だと子育てを通して、強く思うようになりました。

今の40代は「ロスジェネ」、「氷河期」、「失われた世代」など酷い言われをしていますが、自分の基盤を築く大切な時期を、たとえ生まれ持った気質が生きづらくても環境が良ければ救われた人は多いような気がするんですよね。
過去に戻れないのを承知でそう思います。

子育てが終わったら、何を生きがいにしようか。


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