空がつなぐ平和の願いと線路がつなぐ過去・未来。加西市の旅
紫電改の実物大模型が鶉野飛行場兵庫県南部の山あいに位置する加西市には知る人ぞ知る太平洋戦争の歴史が残されています。近年は「気球の飛ぶまち」として知名度が上昇している加西市ですが、そのフライトのベース地になっているのが鶉野飛行場跡の滑走路です。現在は第二次世界大戦中に鶉野町の組立工場で製造されていた戦闘機「紫電改」の実物大模型が跡地にできた備蓄倉庫で公開されています。
太平洋戦争末期に旧日本海軍の切り札として登場した紫電改はこの地で46機が組み立てられたと伝わっています。現在