シーシャを全く知らないオカンにシーシャを想像してもらった
これがどんなシロモノか、お分かりだろうか?そう、シーシャである。2020年、西麻布のオシャレな人達は、み~んなシーシャバーのひっくいソファーでシーシャを回し吸いして、チルっているらしい。それが今のTOKYOトレンドなのだ。
そんなTOKYOトレンドである「シーシャ」を見たことも聞いたこともない、オカンに想像してもらった。
「お母さん、シーシャって知ってる?」
「んはっ?しーしゃって何?」
キタキタ。計画通り。なんせ、オカンが「シーシャ」を知っていたら、このもくろみは水泡と帰すのだから。幸先が良い。
「シーシャって、ほらシーシャだよ。ちょっと想像してみてくれん?」
「しーしゃってどう書くん?いやちょっとくらいヒントちょうだいよ」
「カタカナ!カタカナ!んー、ちょっとやんちゃな感じかな」
「・・・んーしーしゃくらいしか思いつかへん。。。」
「しーしゃ?」
「C社よ!A社B社C社のC社よ」
そう来たか~~~~~~~!!!!!!!!なんか昭和の香りがプンプンする、次はきっとD(ダァ)社が出てきて、途中にH社が出てくるやつだべ。
余談だが、おじさんがもれなく「H」を「エッチ」と読む現象に、誰か早く名前をつけてください。
気を取り直して第2ラウンド。
「C社以外にもうちょっと考えてみてぇ~~」
「ハッ!!シーシャでないかい?」と言いながら、シャーペンの芯のケースをシャカシャカ振る仕草をするラブリーオカン。
「なにそれ、ザギンでシースーのノリ?笑」
またしても昭和のノリである。しかし、華金深夜テンションなので私はゲラゲラ笑ってしまった。ここから笑いのリミッターが壊れていく。
ちなみにザギンのシース―はランチなら2500円くらいで楽しめる店もあるらしい。
気を取り直して第3ラウンド。少し切り口を変えることにした。
「じゃあ、想像上のシーシャを描いて!」
なんだよ。想像上のシーシャって。生き物かよ。
するとオカン、一心不乱にペンを動かす。まるで、頭の中に完成図があるかのごとく。おやっさん!!さすがです!!!!!
そして出来上がったシーシャが
こちら!!!!!!!!!!!!!!!!!
・・・・・・・・・
いや、シーサーやないかい!!!!!
まぎれもないシーサーやないかい!!!!!
0.5秒くらいツッコむの遅れましたわ。
いやだってこんなんここでボケてくると思わんやん。ようわからんシーシャ出来上がってくると思うやん?関西のオカン敵に回したらあかんってことがようけ分かりましたわ。
とまぁこんな感じなので、しぶしぶシーシャがどんなものネタバラシすることにした。
せっかく絵を描いてくれたのだから、アンサーソングならぬ、アンサーアートで応えていくわよっ♡♡♡♡♡♡♡♡♡
うん大丈夫だ。ちょうど2時間くらい前に画像を見たところなのだから。完成図は頭の中にある。筆はもちろん、順調に進んだ。
そして出来上がった絵が
こちらだ!!!!!!!!!!
ひでぇ。
この一言に尽きる。わたしが新種のシーシャ爆誕させてどうすんだ。
傍を通った弟が、「高圧蒸気を直接喉に送り込む拷問装置?」と言い放っていった。
オカンはシーシャの現物を未だに知らない。
冷凍庫をハーゲンダッツでいっぱいにします!