男性向けASMRフリー台本「耳舐め暴走族!!耳は舐めてもナメんじゃねえ!!」

(SEパラリラパラリラ)
「オウオウオウオウオウ!!!オウコラオウコラ!!!
そこのショボくれたツラのにいちゃんよお!!なめてんのかワレェ!?
耳なめるどワレェ!?ペロペロペロペロペロ!!!!!(耳を舐める)」

(ナレーション)
彼女は、今一世を風靡する耳舐め暴走族組長「秘魅虚(ヒミコ)」。
両親からの愛情を受けることなく育った彼女が唯一知る愛情表現は、
気に入った異性に対する耳舐めのみだった。

(しばらく耳舐め)
「オウオウオウオウオウ、にいちゃんよぉ、やわらけえ耳たぶしてんなあオウ!?舐めてるこっちまでとろけちまいそうだぜ!?マシュマロでできてんのかぁ~!?ペロペロペロペロペロ(耳を舐める)」

(しばらく耳舐め)
「ふぅ、さすがに舌が疲れてきやがったぜ。アァン?なんだその表情は?
アタイの耳舐めが気に食わないってえのかい!?
ふん……アタイにこうも真正面から歯向かってきた男は
アンタがはじめてだよ……こうなったらとことんまでやってやろうじゃないかい」

(オイルを取り出す)
「これはリラクゼーション用のオイル……を今切らしているから代用品にバイクのオイルでオイルマッサージをしてやるよ。なあに、バイクも人もどっちも同じようなもんだろ。足でふみゃあ走り出すんだからよ。
ほら、力ぬきな……アタイが耳をもっともみほぐしてやるよ」

(オイルを編む音。耳をマッサージ。優しくしてください)
「どうだい……?天にも昇る心地だろう?心に決めた男にだけ……
アタイはこのマッサージをすると決めていたのさ。
……なんだいその表情は。ちっ、言わせんじゃないよ。
アタイに歯向かってきたさっきのアンタの目……
はじめて、アタイはオンナだって。そう思い知らされたのさ。
不思議なモンだね。負けることをあんなに忌み嫌っていたアタイが……
今は、アンタの目に負けたのが、不思議と心地いいよ。
これはいうなれば……その、お返しってワケさね」

(しばらく耳を撫でる)
「それじゃ……そろそろ、エンジンもあったまってきたところだし……
どれ……愛し合う二人。いっちょ接吻でもかましてやりますか」

(耳にキス)
「どうだい……?アタイのファーストキス……口ではなく耳だけど……
これがキスの味ってやつかい。ずいぶん油っぽい味がするんだね。
アンタ、ちゃんと風呂に入ってるのかい?……ってこれ、
さっきアタイが塗り込んだオイルの味じゃないかい!
ハハ!これは一本とられたね!!」

(執拗に耳にキス)
「ふん……なんだかギアが上がってきたじゃないの。
アンタもさっきから鼻息が、マフラーからでる排気音のように
荒くなってきたよ……こいつぁもう……同衾するしかないね!!」

(衣服を脱ぐ音SE)
「どうだい……?アタイの体は。上はもうサラシ一枚。
こいつを脱いだら、アタイはもう生まれたままの姿。すっぽんぽんだよ。
この最後の一枚を脱がすのは……未来の旦那。アンタだよ。
さあ……男気、魅せてちょうだいよ」

(そこに突然パトカーのサイレンの音SE)
「チッ!!こんなときに!!マッポのヤローども!
かぎつけてきやがったか!!おい、アンタ!!アタイの後ろに乗りな!!
何ボサッとしてんだい!!今からはじめるんだよ。
二人の……愛の逃避行(ランナウェイ)をね」

(近づくサイレンの音SE)
「さあ、とばすよ!!振り落とされないように、しっかりしがみついてな!!」

(バイクのエンジンの音SE)(風のように走っていく音SE)

(ナレーション)
アタイたち若造の心はいつだって大人には理解されない。
だけど、いつかアタイたちも大人になる。
だけど、だけどさ……
この短い、夜の間だけは……
無邪気なガキでいさせておくれよ……
タバコの火が消えるまで。
星空の下を駆ける、颯(はやて)のように……。
ワンナイト・カーニバル。
朝が来るまで、踊りあかそう……二人で。


ネバーEND
(協力:Vの友人2名)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?