思ってたのと違うぞ、恥も外聞もない中年おばちゃんについて
家から駅に向かって歩いていたら、前から男性が歩いてきた。
数ヶ月前、夫に“近所に住んでる元同僚”と紹介してもらった人かな?と思ったので、
「こんにちはー氷河です(多分向こうは私の顔を覚えていないと思ったので名乗りつつ)」と声をかけたら
「えっと…たぶん人違いです」と苦笑いされた。
あ、そうか、背格好やメガネの感じは同じだけど、こんな茶髪の人じゃなかったな、と思い出しつつ、
「あ、そうでしたか、すみません〜」とこちらも愛想笑いしながらすれ違う。
そして、「あ」と気付く。
「