HYOGA式ずぼら速攻中国語とは?
初めまして、速攻中国語講師の氷雅(ヒョウガ)です。
日本で「ヒョウガ」はよく「氷河」と間違いられますので、呼び名は「氷河先生」でお願いします。ブログでも記事を更新していますが、気分を一新するため、noteにも少しお世話しようと思いました。日本語はちょこちょこ変なところはあると思います。どうかこれからよろしくお願いしますね。
語学一つをマスターするためには、どれぐらいの時間が必要でしょう。もちろん、どれぐらい話したいかにもよりますが、大抵、相当な時間と精力が必要です。
私自身が日本語の学習者であり、その過程をよく知るつもりです。
もともと、一人の日本語学習者として、いずれ中国の地方大学で日本語教師になる人生計画でしたが、2007年の秋、ご縁で日本人向けの中国語講師になり、さらに、2012年東大の日本文学ではなく、早稲田の中国語教育学に入ったことで、ますます人生の一本道が「中国語講師」に突進したわけです。正直、こんな人生は考えてもいなかったです。
幸い近年、中国の国力アップのおかげで、「これからの時代を生き抜くには、外国語は「英語」だけではなく、「中国語」も!」とそう思ってくれた方も増え、やり甲斐を感じます。
現に、トランプの孫娘も、小さいながら中国語を一所懸命やっています。日本も、中華学校がこっそり人気で、有識でかつ有力な親たちが競って、人脈を駆使し、自分の子供を同時に中国語と英語を身につけさせるため、中華学校に送り込もうとしています。
こうして、世界の中国語学習者が今若年層化しています。
「だから、語学はやっぱり子供の時でやらなくちゃ!」
しかし、そう簡単に決めづけるのも良くありません。確かに、大人になると、時間がなくなり、記憶力が衰え、集中力やエネルギーもなくなります。最悪の場合、聞き取れたはずの音も、聞き分けられなくなります。
だからと言って、大人が中国語を諦める必要もないです。現に、中国語を必要とする大人も大勢います。ただし、子供や学校のお勉強のままで、自分の短所と長所をわきまえない大人が挫折しやすいのも事実でしょう。
大人には大人の勉強法があります。限られた時間とエネルギーで、ミニマルで最小限の努力をすればいいです。その”最小限の努力”への近道が、私が日本の皆様に、案内したいと思います。
それを「HYOGA式」と名乗ります。
例えば、普通の学校では最初の3ヶ月は基本発音で潰しますが、HYOGA式なら1ヶ月もあれば、中国人と5分〜10分の会話はできるように鍛えます。3ヶ月もあれば、中国語検定や資格の一つや二つが簡単に取れます。
時に断捨離すぎて、「邪道だ!」という批判も受けますが、「もっと早く知ればよかった!」「革命的だ!」と評価してくださた方もいます。もちろん、みんながみんなで私の流儀でやる必要はありません。“最小限の努力”も“努力”です。だから、みんながみんなで無理にする必要がなく、ぴったりジャストの方に巡り会えればの話です。
こうしたミニマルで最小限、断捨離でかつ近道寄りな中国語学習法を、2018年の拙作『3分でつかむ!超実践中国ビジネス会話のコツ』で、初めて「HYOGA式」と呼ぶようになりました。その前にも、早稲田大学在学中サンマークさんから『筆談で覚える中国語』(2018・1)と旺文社さんの『ゼロからカンタン中国語 簡体字ワーク』(2017・5)という2冊の参考書を書かせていただきましたが、当時は自分の名前でネーミングすることに勇気がなかったです。
なぜなら、正直言葉の勉強は結局本人の努力次第です。講師の役割は灯台のように、道案内はできるものの、代わって歩くことはできません。しかも道は作るというより、もともとそこにある”近道”を発見した程度で、それを堂々と自分の名前でネーミングすることは些かおこがましく思います。
しかし、歳が取るにつれ、ネーミングがあった方が道標を作りやすいことを分かり、最近やっとHYOGA式と名乗れるようになりました。しかも、最近私のことをよく分かる某教授の話によると、「ありのままのヒョウガちゃんなら、ずぼらや手抜きなどの方がいいじゃないの?」という言葉に共感し、お堅い書籍のタイトルと異なる記事を書こうと思いました。
では、HYOGA式ずぼら中国語は具体的にどう「ずぼって」(氷河の造語です)行くかというと、大抵3つの方向で施します。
①発音法
日本語の五十音図を生かして、中国人に通じる、かつ褒められる、日本人ならではの発音法をします。
②文法法
分厚い文法法を手放し、たったの3つのルールでHYOGA式オリジナルのチャイニーズワールド。
③会話法
日本のインプット中心の学習法を一変し、対人会話の練習を中心に、単語と会話を磨きます。
それぞれノートで具体的に書いて行きますので、興味ある方、ぜひフォローしてください。
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