ショートショートnote杯でGetNavi web賞を受賞しました。
先日、発表されたショートショートnote杯入賞者リスト。
上から順にスマホ画面に指を滑らせながら、大賞作品から順に、下へ下へと見ていきました。
あー、やっぱり、選外か……と思ったら、ありました。特別メディア協賛賞ーGetNavi web賞。ありがとうございます😊
受賞の挨拶です。
「物も事も暮らしも欠けていると感じている生活を送っていましたが、この度「モノ・コト・暮らし」の「GetNavi web」様にショートショートを選んでいただいたことで全てがマックス値になった気がします。私のQOL(生活の質)を爆上げしていただき本当にありがとうございました!」
↑すみません。この言葉はパクリです。
↓爪毛さんが用意してくださった言葉をコピペしました。
私はふだんは短編小説書き。
ショートショートなどあまり書いたことがない。内容的には、同じようなものを2000-5000文字くらいで書いたことはある。
1. ショートショート書き方講座を受講する。
ショートショートnote杯という面白そうなイベントがあることをtwitterで知った私は、
10月14日、ショートショートnote杯開催イベントで、ショートショートの書き方を教えていただけるショートショートの書き方講座……
正確には、
「その場で書いて応募しよう! ショートショートnote杯 開催発表会&書き方ミニ講座」
に参加させていただきました。
お勉強、お勉強。
一通りの授業の後で、
さあ、書いてみようの時間があり、出された7枚のカードから自分で2枚を選んで、ショートショートを作ります。
出題された時から、きっちり7分を主催者側が計測されました。
「はい、やめて手をおいてください。できた人から送信提出してください」(と言う趣旨の言葉)
一番乗りした私の作品を田丸先生に読んでいただきました。それが、noteに送った最初の作品「助手席ののおと」でした。
↑これがそうです。
twitterで、田丸先生には、助手席にある未来が浮き出るノートのお話として紹介いただきました。、
進行役の高橋晋平さんには、
「これ、7分で書けるなんて、プロじゃないだろうか。プロが紛れ込んでる」
と言っていただき、
田丸先生からは
「プロ、もしくは、全組み合わせをあらかじめ書いてたって言う説」
と褒めてくださいました(田丸先生は、基本的に、誰の作品も誉めてくださいます😅)。
2.燃える野心
それを真に受けた私は、ショートショートnote杯でなんらかの賞に引っかかろうと思いました(初心者のくせにずうずうしい)。
作品を20個くらい作った時に、周りの人に見てもらって一番好きな作品を選んでもらいました。
なんと、全員が違う作品を選んだのです。
私は首を傾げて、しばらくして知人たちの顔を見て、あーそういうことかと納得しました。
3. 方針決定
小説投稿サイトでは、作品を投稿する時にジャンルも同時に設定します。恋愛、青春、コメディ、ファンタジー……。
恋愛好きな人は恋愛ものを、コメディ好きな人はコメディものを選んで読んでくれます。
それに比べてショートショートnote杯の場合、ジャンル別に賞があるわけではありません。
人それぞれ、好みが違い、刺さる作品が違います。
だから、これだけあれば、どれかいいと思う作品があるでしょと言えるだけの数と種類を作ること〜これが、賞とり戦略だと思いました。
4. 作った作品
私の小説には私の形があります。
でも、その型に、はめて同じ作風で描くのは戦略として効果がないと思いました。
今回は、いろいろな方法を駆使しました。
ジャンルで言えば、恋愛、コメディ、ファンタジー、ホラー、童話、青春、SF、ミステリー、ヒューマンドラマ、歴史・時代物。
全部、作りました。
展開で言えば、ハッピーエンド、バッドエンド、何一つ救いがない話、軽ーい話、重い話。
全部作りました。
気がついたら90作品を書いていました。
いろいろな書き方をすることは、今後の訓練にもなると思いました。
5. 爪毛賞受賞
吉村うにうにさんが、こちらで、爪毛賞受賞の喜びを語っておられました。↓
具体的には、こちらの記事↓
爪毛さんが16作品選んでおられます。
私の作品は、あった、あった、ありました。
2作品を選んでいただいています。
ありがとうございました😊
爪毛賞受賞、感激です!
爪毛さんには、穴の中の大増殖を高く評価していただいています。
自分でどちらが好きかと言うと、実は名探偵の方が好きです。
大増殖の方は、私の頭の中で考えていることを410字で説明するには言葉が少なすぎて、十分に状況説明ができていないと思うからです。それなのに、こんな言葉足らずでわかりにくいものを理解して評価していただいた爪毛さんの読解力、思考力、頭脳に、ただただ、脱帽です。
このように、読む人によってスキの方向性が違うので、やはり、賞のためなら、いろいろな話を作っておくべきだと実感しました。
6. そして受賞
GetNavi web賞をいただきました。
ありがとうございました。
編集長さんの長い選評に感激です。本当にありがとうございます😊
中でも、AI等の言葉を使わずにコンピュータと書いたところにもこだわりがあると理解していただいたことにも感激です。
AIとか、なんとかシステムとか、あるいは、造語とかを使わずにコンピュータと表現したのには理由があり、ちょっと馬鹿にした言い方だったのです。嬉しかったです。
受賞作品はこちらです。
ありがとうございます😊
私が、私の作品の中からNo. 1を選ぶとすると実は、これではありませんでした。それでも自分の作品は自分の子供のようなものです。こいつが一番出来がいいなんて思っている私が悪いわけだし、この子のいいところを見つけてくださってありがとうございましたという感じです。
選んでいただいて感謝です。
それでもやはり、人により好みが出ると思います。書く側としては、自分のポリシーを曲げる必要はないのですが、自分のスキを押し付けるのではなく、読んでくださる人に寄り添う姿勢も大事だと思いました。
この作品も、私の好きな作品の一つです。選んでいただいてありがとうございました。
7. そして、延長戦へ
その後、noteのあちこちで延長線が勃発しているのを知りました。
私も参加しています。
延長戦作品
爪毛さんの挑戦状
そしてついには、↓は、読者の方のスキによって結末を選べる手法へ。
ハッピーエンドとバッドエンドが選べる2コース。
いや、色んな意味でどちらもバッドエンドだろうと言う噂もありますが。
あと、別に
物語の欠片
こちらは、まだ、参戦していませんが、お邪魔したいと思っています。
最後に、読んでいただき、ありがとうございました。