住みたい家がない
3年くらい前の話だろうか、戸建てに住みたいと思って賃貸を探し始めた。しかし、いざ物件を見て回ると家賃も高いし、デザインもイマイチで、住みたいと思える家が全然ない。
そうこうするうちに賃貸で探すのは諦め、売買で探しはじめたんだけど、そこから急に視界が開けた。家なんて何千万もする買い物だと思ってたけど、300万も出せば家が買えることに気付いたのだ(当方、福岡県在住)。
しばらく300万円の戸建てを探してみて分かったのが、300万はまるっと土地の値段で、建物の価値なんて1円もないってこと。
まだ充分に住める家だって、解体費用がかかるという理由で、土地の値段より安く値付けされてる。つまり「家+土地」の物件より、更地の方が高いのだ。なんという逆転現象。
例えるなら、たまごを買いに行ったら、「ニワトリ+たまご」の方が安かったという感じか。まあ、都会でニワトリもらっても困るんだけど。。
田舎にある古民家がどんどん解体されるのも、それで合点がいく。更地にした方が高く売れるんだから。それが現代の不動産事情。
どんなに良い家でも30年たったら経済価値が0円になる国、ニッポン。ああ、それが日本という国。
まあ、そんな事を言っても始まらないので、その事実を逆手にとり「0円で良い家を手に入れようじゃないか」というのが、僕の試みです。
これを書いてる時点で、もう家は手に入れてるんだけど、そこに至った試行錯誤のあれこれをnoteに書きつづろうと思います。
僕の体験談を通じて、誰かにとっての「住む」という選択の幅が広がれば幸いです。
▼つづきは下記リンクから
住まいの選択肢を広げるべく、理想の家を探す旅をしています。