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【大手工業系会社】の内定を獲得した【インターン生(4年/女性】へ就活に関するインタビュー
愛知県のとある大学に所属している女子大学生の4年生の内定獲得
今回は岐阜県、関市の早川工業株式会社で営業のインターンをしているIさんに内定獲得に至った体験に関するインタビューをします。
Iさんへのインタビューはこちらをご確認ください!
入社先
インタビュアー:どのような企業に入社予定ですか?
Iさん:自動車の部品メーカーに入社予定です。
内定先の業界に至った理由
インタビュアー:その企業/業界に興味を持った理由は何ですか?
Iさん:もともと地元で自動車製造が盛んなため身近な存在なことが1番の理由です。
早川工業のインターンの影響もあり、部品の可能性が魅力的だったので部品メーカー志望でした。
海外出張してみたい気持ちがあるので海外展開をしているかと、技術を活かして他の業界にも影響を与えていたらいいなというところに注目していたのでその点が当てはまりました。
インタビュアー:近年ですと、工業系、メーカー志望は結構珍しいですよね!
女性にとっての工業会社
インタビュアー:特に女性の場合、工業系では少ないような印象ですが、どのようなモチベーションでしょうか?
Iさん:少ない枠を勝ち取ることです。
30人のうち事務職は5人だけのような募集がザラでしたが、その枠を勝ち取れたらかっこいいよな~と思っていたのがモチベーションだった気がします笑
インタビュアー:さすがです(笑)。
他の業界への関心
インタビュアー:ほかにも興味を持っていた業界はありますか?
Iさん:初めは絞らずさまざまな業界を見ていました。
特に社会への影響力を重視していたので、IT業界や金融業界のインターンに参加したり業界について調べたりしていました。
ただ何となく興味がわかなかったのでやめました笑
インタビュアー:最初から業界を絞っている人がいらっしゃいますが、初めは満遍なく見て、徐々に絞っていった方が業界へのモチベーションが高まりますよね。
就活セミナーへの参加の有無
インタビュアー:セミナー等は参加しましたか?
Iさん:割と参加していました。ただ、移動したくなかったので基本オンライン説明会です。あと、行きたい業界は決まっていたので大規模な就職説明会は行きませんでした。
インタビュアー:オンライン開催によって今は以前より大分参加がしやすくなりましたよね。コロナ以前は毎回スーツ着て、行くのが本当に億劫で今では信じられません(笑)。
Iさん:絶対に嫌です(笑)。
就活にとってのインターン活動
インタビュアー:インターンをしていたことが就活に役立った場面はありましたか?
Iさん:もちろんあります!
そもそも、インターンをやっている学生は数少ないので興味を持たれますし、業界的にも話が弾みました。業務の内容やそれに関する苦悩など、面接官の方と分かり合える部分もあったと思います!
あとは、以前参加した会社の展示会で就活の情報収集ができたことが思いがけない収穫でした。
インタビュアー:志望する業界とインターン先の会社が重なっているのは非常に有利ですよね!インターンの業務内容まで話せるとなると、面接の際にはかなり深い話ができそうです!
内定企業とインターンの業務
インタビュアー:内定企業とインターンの業務が結びつく部分はありますか?
Iさん:職種は未定なのではっきりはわかりません。
でも、「会社では職種が営業じゃなくても社内の人に提案という形で営業をする」という話を聞いたことがあるので、インターンを通して得た知識だけじゃなく、営業の業務も役に立ってくると思います。
インタビュアー:営業はどの部門に進んでも使えるスキルですよね。
Iさん:そうですね、ただ人気ないですけど(笑)。
内定のために行っていた事
インタビュアー:内定を貰うまではどのようなことを行っていましたか?
Iさん:ESのテンプレ作成、SPIの勉強、面接の想定質問集作成はやっておいてかなり良かったです。
あとは何となく業界と企業のことを志望動機の裏付けになるように知っておくくらいでした。
インタビュアー:ここら辺は王道のやるべき事を一通りやったという感じですね!
就活の時に意識していた事
インタビュアー:就活の時に意識していたことはありますか?
Iさん:説明会では絶対質問すること、面接では笑顔と自分から挨拶することです!とにかく媚びまくりました笑
あと、意識ではないですが…「女子大生とタダでおしゃべりするんだから内定くれ~」って強気でやっていた方が面接も受かりやすかったです。
インタビュアー:非常にぶっちゃけていて良いですね(笑)。ただ本当にそれくらい強い気持ちでやらないとメンタルがやられてしまう人もいますよね。
大学時代の成績や研究内容
インタビュアー:就活で大学の成績や研究について言及されましたか?
Iさん:研究についてはよく聞かれました。
私は大学でスペイン語専攻にも関わらず地理学ゼミに所属しているので、単純になぜ選んだかとか、普段はどんな研究をしているかを聞かれた印象です。
ちなみに卒論についてはテーマがブレブレの状態だったので進捗を聞かれたときは雰囲気で乗り切りました笑
インタビュアー:Iさんの聞かれ方はちょっと特殊ですが、研究や卒論はとりあえず聞かれる項目ですよね!雰囲気で乗り切れるのはしっかり勉強した成果です(笑)。
就活で大事な事
インタビュアー:就活で大事なことは何だと思いますか?
Iさん:自分にとって譲れないものが何かを考えることだと思います。
私の場合はとにかく休みはしっかり取りたい!
今後のキャリアを考える上で十分な規模の会社に入りたい!という感じだったので(贅沢ですね…)、そこが当てはまらないかもな~と思ったところはそもそも受けなかったり選考を辞退したりしました。
就活を終えた今もそれは間違ってなかったと思っています。
インタビュアー: これだけは譲れない!って部分はありますよね。それを突き通すのにも努力とか運が必要ですので、Iさんは本当に凄いと思います。
就活での辛い出来事
インタビュアー:就活で辛かったことはありますか?
Iさん:単純に落ちたときは辛かったです笑
最終面接ですごく盛り上がったのに落とされたときは人間不信になりそうでしたが、盛り上がった方が落ちるというジンクスがあるみたいですね…。
インタビュアー:それは人間不信になります(笑)。シンプルに落ちるのは誰にでも起きる事ですが、だからといって辛くない事はないですからね・・・。
選考フロー
インタビュアー:選考フローはどんな感じでしたか?
Iさん:ESとSPI、WEB面接、対面面接という流れです。志望動機の欄は毎回内容に困るので、私が人事になったら絶対なくしたいです。
インタビュアー:どこまで読んでいるのか謎ですしね(笑)。
内定獲得までの期間
インタビュアー:内定までの期間はどのくらいでしたか?
Iさん:2か月くらいでした。ただ、面接の結果は即日や3日以内と早かったのでスムーズでした。
入社の決め手
インタビュアー:入社の決め手になった点はありますか?
Iさん:自分自身を見てくれていると感じた点です。「準備した答えじゃなく、もっとあなた自身のことを知りたい」と言ってくださったのが印象的でした。
インタビュアー:非常に究極的な事ですよね。やはり素の自分とマッチする事が一番ですもんね!
就活の開始のタイミング
インタビュアー:就活はいつからしていましたか?
Iさん:去年の3月からです。一度内定が決まっていた会社への興味を失って就活をやり直したので参考にはならないかもしれません…。
インタビュアー:それは確かに(笑)。
就活の面接におけるインターンに関するトーク
インタビュアー:インターンをしていたことを面接等で話した場面はありましたか?話した場合、どのような反応でしたか?
Iさん:よくありました!
私は自動車部品メーカーばかり受けていたので「金型」「プレス部品」といった言葉に興味を持ってくださることが多かったです。
営業のインターンをしているので、1社1社企業に電話をかける地道な作業も取り組める点をアピールしていました。
ある集団面接ではインターンの話で盛り上がって「この面接勝ったな」と確信したときもありました笑
インタビュアー:インターンネタで面接無双してますね(笑)。インターンをやる事は、実務的な経験や社会を知るという点で勿論大切な事ですが、このような素朴な話のネタ作りという意味でも重要ですよね。
就活中にやって良かった事
インタビュアー:就活の際にやっていてよかったことはありますか?
Iさん:新しい環境に飛び込むことです。
私はよく言えば好奇心旺盛、悪く言えば飽きっぽいので興味を持ったらやってみることを意識していました。
特に大学でスペイン語を専攻し始めたり、オープニングスタッフに携わったり、長期インターンをやったりという話は就活でよく話しました。
同じことを長く続けられるのはもちろん素晴らしいことですが、さまざまなことに挑戦していると単純に話のネタが増えるので面接官の方も興味を持って話を聞いてくれると感じました。
インタビュアー:これは非常にIさんらしいご回答ですね。チャレンジ精神は早川工業の一つのテーマでもあるので、とても面白いです!
就活での情報収集
インタビュアー:就活の情報収集はどうやってしていましたか?
Iさん:就職活動の体験記が載っているサイトと口コミサイトを利用していました。
「就活どう?」って「受験どう?」くらいデリケートな質問だと感じていたこともあって友だちと会うときは就活の話はしないようにしていたので、情報収集は基本インターネットでした。
インタビュアー:本当はめっちゃ聞きたいですけど、確かにデリケートな話題ですよね・・・。
就活の面接でのアピールポイント
インタビュアー:面接ではどのような点をアピールしていましたか?
Iさん:素直さをアピールしていました。
面接は自分たちの後輩になる子を選ぶわけなので、一緒に働きたいと思わせることが大切です。質問されて分からなかったら分からないと正直に言ったことがかえってよかったと感じた場面もあります。
インタビュアー:これから一緒に働く人を選ぶ!というのは非常に重要な視点ですよね。意外と忘れられがちかもしれません。
就活生へのメッセージ
インタビュアー:就活生にメッセージをお願いします。
Iさん:就活を頑張っている人は本当にみんな素晴らしいです。
「選考に落ちると自分はいらないと言われているように感じる」という言葉をよく聞きますが、その会社との縁がなかっただけです。
「私を落とすなんて見る目ないな」くらい強気でいきましょう。
私は就活を通して、将来自分がどうなりたいかを考える非常にいい機会だったと感じました。就職だけがすべてではないです。
自分らしい道は何かを模索しながら、納得のいく結果に結びつけてほしいです。応援しています!
インタビュアー:確かに落ちた時は凹みますが、Iさんの仰る通り、相手の理想像と単にマッチしなかっただけですから強気で望む事が心身にとって大切な事ですよね。就活がすべてではなくて、自分がどうなりたいかを知る手段の一つとして捉えるIさんの姿勢は本当に凄いです!内定に至るまでの貴重なお話、誠にありがとうございました!