"ヒュッゲ"な居場所
「生きたくない≠死にたい でも、死しか選択肢がない」
未来が見えず、生きづらさを感じ、夢や希望を持とうとすると気持ちが落ち込む…。
それでも自分なりに前に進もうとしている。
といった相談をした利用者さんとまたいろいろと話す機会がありました。
ヒュッゲを利用し始めた頃に比べて、最近はとても表情が自然な感じで明るくなり、タイミングがあれば自分からいろいろと話しをしてくれるようになりました。
今回は以前と比べてなんで明るくなれたのかといった理由や今までの苦しかったことなどこれまでの自分の状況や気持ちを話してくれました。
進学し、新しい環境で新たに学校生活をやり直そうと頑張ってきましたが、また学校にいけない状況になってしまった自分を責め、学校復帰に向けて、本人なりに頑張っていました。
しかし、その頑張りがさらに自分を追い詰め、「命」に関わる状況に追い込まれ、とても苦しかったと自分の気持ちを話してくれました。
自然な感じで明るくなれたのは、学校復帰など目指さず、いろんなことを諦めることで気持ちがだいぶ楽になったからと話してくれました。
ヒュッゲの皆さんが作り出す穏やかで居心地の良い雰囲気のおかげで無理なく自分らしくいられるとも話してくれました。
学校、家庭、それ以外の居場所、どこでもいいのでその人にとっての「居場所」があることは大切なことです。
フリースクール開設して5年目になりますが「居場所=人」であると実感することが多いです。
1人でも多くの人にとっての「居場所」でいられるよう今後も"ヒュッゲ"の雰囲気を大切にしたいと思います!
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