工房楔 グラッソ リングギジー
怒涛の連続投稿3本目です。noteではどんな能力が鍛えられるのでしょうか。ペンの良いところや悪いところをよく考えているので、人の良いところ見つけられるようになったりしませんかね。別に今、人の良いところが見つけられないわけではないのですが。それではすたーと
概要
このペンは、工房楔というところが制作しているペンになります。工房楔さんは杢に大変こだわった製品を作っている工房さんで、文具だけでなく机や椅子なども制作されています。どの製品も杢にこだわっていて、イベントに行って色々な種類の杢を見るのがとても楽しいです。私のペンはリングギジーという木が使われていて、綺麗な縮み杢が特徴です。前回紹介したハワイアンコアと同じマメ科アカシア属の木となっていて、色の濃くなったハワイアンコアのような雰囲気があります。このペンはボールペン2色+シャープペンシルの多機能ペンです。
良い点
良い点は、杢が大部分で楽しめるという点と書き心地が良いという点です。
杢が大部分で楽しめる
このペンは軸径が約16mmとなっていて、色々なペンと比べても、なかなかの太さを誇ります。そのため、木を楽しめる部分がペンシル楔などと比べても大きくなっていて、杢を最大限楽しむことができます。細いと目立たないような杢もこのペンではとても映えるため、杢が好きな方にはとても良いものだと思います。
書き心地が良い
このペンは、とても太いため、その分とても重くもなっています。このペンは約36gです。重たくなっているため、ボールペンやシャープペンシルの書き心地がとても良いものとなっていて、コツコツ書くことができます。ガタツキも可もなく不可もなくという感じに抑えられています。
悪い点
悪い点は、太さと取り回しが悪いという2点です。
太さ
太く、杢は楽しめるのですが、いかんせん握りづらいです。慣れれば気にならなくなりますが、さすがに太すぎます。太いため、がま口ペンケースなどに入れると、場所をとりますし、ベンディペンケースの1本挿しの部分に入れると、布がこのペン専用にガバガバになってしまいます。
取り回しが悪い
太く、重たいので当たり前です。スラスラ書けるタイプのペンではありません。うまく扱えるようになるまではなかなかの筋トレです。間違いなく書きやすさや実用性というよりロマンに振ったペンだと思います。
総評
このペンは杢が好きで好きでたまらないという人にはクリティカルな商品だと思います。けれど、実用性などを求めてこのペンを買うのはやめた方がいいと思います。ロマン重視のペンです。高いですし。工房楔なので。
結び
今回は工房楔のグラッソについて紹介しました。これで私が昔に買った工房系のペンは紹介し終えましたね。これから工房系の木軸のペンを買うことはあるのですかね。あるとしても木軸ステッドラーくらいですかね。ということで今回の記事はおしまいにします。それでは次の記事で👋
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?