第5期 V名人戦への決意表明
先日第5期V名人戦の抽選会がありました。
鷺宮ローラン「出た! あじあじ。今期こそという思いでしょう」
いや、ローランさん。まじで、そうっす。
今期こそ昇級したい。
今回は、第5期の意気込みについて書き綴っていこうかと思います。
B級猪組(対局相手)
アクセラ
旧知の仲で互いの手の内はわかっているはず。基本居飛車してくると思う。
正直な話「えぇ~アクセラさんと戦うの? もう良くない?」って思ってる。
振り飛車党が多いので、相居飛車になるのは楽しみだったりする。
負けたくない相手。
弥院快志
四間飛車党で輝龍もしてくる。
周りからの評判がとても高い。攻め棋風。
友達対局で一回手合わせしたことはあるけど、過去時点の棋力とか当てにならないので、ノーカウントにしておく。
攻めが怖い相手。
すず白ラパニス
正直どうしたものやら。過去、手合わせしたとき独特の指し回しで苦戦して苦手意識が拭えずにいる。
ある意味一番苦戦しそうな感じ。
で、やっぱり過去・現時点での棋力は当てにならない。
何して来るかがわからない相手。
パンプキン(以下略)
シンプルに強いとわたしの中で話題に。
認識としては振り飛車党。
正直四間飛車は苦手なので、弥院さん含めて手強い相手。
総合的に強い相手。
菜々河ハル
可愛い妹。ついつい甘やかしてしまいそうになる。
このメンバーの中だと一番棋譜を見ているので、どんな棋風なのかも知ってる。
手堅い、安定性がある。紫陽花さくらとは真逆。
わたしは最速を目指して大駒切ったりするのですが、安全運転。
焦ると一方的に負けそう。
懇意にしてる菜々河のお嬢様とこの舞台で戦うのは、心苦しくもあり楽しみでありという感じです。
対局するのが楽しみな相手。
対策
特定の誰かに対して、対策はしません。
誰々は○○をしてくるから、対策を練るのではなく、棋力を上げて物理で殴れば良いというスタンスで行きます。
そもそも、普段から対局→感想戦をしているので苦手な戦法は把握しているし、定跡整備も進めているので今更特化して対策する必要もないかなという感じ。
なので、強くなるというのが対策です。
V名人戦開始までにやっておきたいこと
〇終盤力を鍛える
課題は終盤力にあると思います。中終盤の逆転負けがやっぱり多いので、逆転されない力が欲しいです。
そのために、単純に普段の勉強量を増やそうかなと思ってます。
そのための課題
・五手詰ハンドブック(暗記)×3
・二段の力~三段の力(次の一手)
(・棋譜並べ)
ハンドブックは言わずもがなです。
配信内でも有識者から5手詰くらいまでは暗記しても良い。
7手までは過剰と意見を賜りました。
二段の力は、黒羽の師匠からの課題。
自玉の安全度も考えないといけないので、難しい。
棋譜並べについては、やってもやらんくても良いと思ってます。
そもそも棋譜並べって大変なんですよね。
で、棋譜並べに関しては「集中しないで並べる」という方法を実験的にやってみようかと思います。
集中して並べる方法と、集中しないで並べる方法があるとわたしは思ってます。
小説で例えると冒頭と終盤で全然集中力違うと思うんですよね。
米澤穂信先生の愚者のエンドロールは終盤心を奪われました。ハーモニーも読んだ後の余韻凄かったし。でも、序盤に関してはそこまで集中して読んでなかったのか、印象がないです。
集中することは良いことですが、その分体力の消費が激しくなる。心の負担も大きくなるというのが、所感です。
なので、体力も使わず精神的な負担も減らして並べる。
馴染んできたら集中してあげるという方法はどうだろうという感じ。
今のわたしの棋譜並べは、3手見る→並べる→3手見る→並べる→???→あれ今どこまでやったっけ? みたいな感じです。
強い人って棋譜さらっと読んで「ああ、こういう感じね」って出来てしまうのでしょうか? 符号の浸透率が違い過ぎる。
〇決意表明/目標
「今期こそ、そろそろ昇級させてくれ」
というのが、正直な気持ちです。
なので、今期は全勝で突破を目指します。
ただ「昇級する」というのは曖昧な目標なので、
サブの目標として81四段/24初段を目指します。
81道場換算で言えば猪組で最高レート三段はわたしだけみたいですが、単純に81で指してないだけ説もあります。
で、81四段になれるくらいの実力があれば、安心出来るかなという意味不明の理論ですが、これを目標に据えます。
最後に
この一年くらいで、自分で言うのも恥ずかしいですが(一宮にも言われたけど)内面も棋力も少しは成長出来たのかなぁという感じです。
ここまで将棋を続けてこられたのは、もちろん将棋が好きだとか負けず嫌いであるという特性もあると思いますが、リスナーさんの応援に依る所が大きいです。
わたしとしては、V名人戦の舞台で紫陽花さくらVS真澤千星のカードを出来るだけ早く実現させたいと思っています。
なので、今度こそ負けられないです。
応援してくださると、嬉しいです。
2022年7月16日 紫陽花さくら
※この記事を見ている猪組の皆さん。
全員倒しますので、覚悟の準備をしておいてください。