△3三金腰掛け銀の罠
わたしの他に△3三金型腰掛け銀を指してる人いたら教えて欲しいと言ってから百年の時が経ちました。
△3三金型腰掛け銀の着想は△3三金型早繰り銀から得ました。
「早繰り銀出来るなら腰掛け銀でも良いんじゃない?」
そんな緩い感じです。
△3三金型早繰り銀は▲77角と上がらせた上で、相手から角交換して貰うことで、手得を狙うという発想です。
なので、初手は△84歩~85歩は必須になります。
つまり、相掛かりになることもあります。
初手△34歩からだと、下図の様になります。
坂田流を目指している様に見えます。
指せる人は角交換してきたら坂田流にすれば良いと思います。
ただ今回は、全国百億万人の角換わりジャンキーのために、角換わりを目指します。
銀は22銀は必須。
金と玉の位置はお好みで。
今回は48玉+いつもの(62金81飛車型)を目指します。
で、今回は罠ということで、33金型にしてるとありがちなことを簡単に述べていこうかと思います。
この形にしていると、決行な割合で桂馬を跳ねてくる人がいます。
桂馬単騎の変化
桂馬が死にます。終。
もう少し説明をしましょう。
▲45桂馬△32金▲24歩△同歩(下図)
△44歩から桂馬を取れます。
ただで取られるわけにはいかないので、せめて歩を取ろうと53桂成としてきますが、結果図はそれなりに安定してるので後手が指せるでしょう。
駒得は裏切らない。
突き捨て+桂馬跳ね
桂馬は死ぬ。
単純に跳ねるのは上手くいかなかったので、それならばと突き捨ててきました。
金の横利きがあるので飛車先交換が出来ないばかりか、結局桂馬が死にます。
ということで、実はこの形はそれなりに桂馬跳ねられる手には強いのです。
他にも罠みたいな手はありますが、それはまた今度