第4期 V名人戦 V-B級蝶組1局目 紫陽花さくら VS 沙久耶 感想戦
ネタバレ
負けましたぁうあぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
吐きそうだし泣きそう。
暴れそうになったけど、配信中であることを思い出し、やめた。
危ない危ない泣き叫ぶ所でした。
というわけで、感想戦? 観戦記をやっていきたいと思います。
正直ね、悔しくてそれどころじゃないんですよ。
メタルギアソリッド5起動して、戦車をC4で吹っ飛ばして、戦闘ヘリをロケットランチャーで吹き飛ばし意味もなく敵兵をCQCでスタン取ってフルトン回収したい。
何でもいいから八つ当たりしたい。
しかし、紫陽花さくらよ、それで良いのかい?
一回落ち着こう。
誰だって負ける。
その負けを喰らって今後の糧にしなければ、ただ負けただけになってしまうぞ。
そうです、わたしの目的は「V名人戦で勝つこと」ではなく、「将棋を強くなることです」。
実戦ほど真面目に考えて指す機会はありません。
ということで血の涙を流しながら振り返っていきます。
中継とか棋譜とか
中継の鹿角ほたるさんの配信
わたしの配信枠
棋譜
http://system.81dojo.com/ja/kifus/6581295?moves=137
感想戦
評価値とかうるせー!!!!!!!!!!
知らねぇええええ!!!!!!!!!!!!
と、先に言っておきます。
正直、最初から最後までわからなかった。
〇あの、研究から外れた序盤やめて貰って良いでしょうか?
はい、桂馬跳ねるのに3分近く考えてます。
先手早繰り銀、後手腰掛け銀の将棋はそれなりに研究してるつもりでした。
56歩と突くのが研究手ですが、ちょっと指しにくかった。
というのも、44歩が早いんですよね。
ここらへん滅茶苦茶細かいのですが、この恰好だと16歩の価値が微妙に低い。44歩に68玉とするべきでした。今後に生かします。
15角と王手飛車を喰らわない様に、序盤で工夫しないといけない訳です。
ここら辺は細かい所ではあるんですが、結果的にそれで指す手が苦しくなってきたかもしれない。
なんで56歩なの? という話ですが、「△45歩の変化が正直好ましくない」ということにあります。
37桂馬ではなく、35歩とするのも定跡の一つとしてあります。
手順:▲35歩△45歩▲34歩△同銀▲37銀△33角
プロでも実戦がありますが、個人的にはあんまり先手持ってやりたくない変化です。
折角出た銀を引かされるのが悔しいですし、かなり複雑な変化になります。
38飛車として攻めたりと先手も(当然ながら)指せますが、この変化が嫌なので56歩を普段は突く訳です。
56歩の狙いは単純明快。45歩に55銀とぶつけることです。
ただ、まだきちんと組み合っていないので、44歩同歩47角と乱戦になる可能性もあったので、検討していなかった37桂を選択せざるを得ませんでした。
そして、あーはいはい、これですか。
そら沙久耶さんだもんな。
ここらへんから気持ちの上での評価値は-1000点くらいでした。
ここから50数手くらいはずっと気持ち悪かったです。
全然知らない局面だけど、こういう持久戦になると沙久耶さんに分があるなーと。
局面がわかりにくかったけど「わかりやすい攻め」を見逃してました。
81手目、かえて14歩としましたが、45歩が正着でした。
最近駒効率を意識する様になったのに、この手が見えないのは酷かった……。飛車角桂馬全てが利いている地点ですし、角は将来的に狙われるのが見えてるので、45歩は指したかったです。
その後も何度も44の地点を攻めれば良くなるタイミングが続いていましたが、全然見えてなかった。今回の敗北で攻めて駒効率が良い地点を攻めるというのは常に頭に置いておける様にしたいです。
〇敗着33金
対局を終えた瞬間、根拠はありませんが、これが悪手だと思いました。
ただ、根拠のない感覚もそれなりの精度もあるみたいで、
この一手で-2000点です。
王手飛車序盤で喰らうくらいのダメージです……。
そこから先は何も言うまいという感じです。
ただ、まぁ37金と払った局面も60秒で正しく指せるかと言われるとかなり自信がないです。
敗着は33金で間違いないと思いますが、中盤の攻め方を誤ったことがそもそもの発端だったというのが、今回の感想になります。
総括
・駒効率を意識した攻めが出来ていなかった。
・序盤の細かい部分の意識が足りていなかった。
あとは、角換わり早繰り銀についてですね。
先手では相掛かりか角換わりを志向しているわけですが、相掛かりはまだしも角換わりでかなり苦労をしています。何か……勝ちにくい。
角換わり早繰り銀で丁度苦労しているところでの採用になったので、少し考えないといけないです。雁木とか右玉とか、角換わり腰掛け銀とか。