July 4th
7月4日はアメリカの独立記念日だが、アメリカでは“Independence Day ”よりも“July 4th” とか“Fourth of July”と呼ぶことが多い。アメリカに来て驚いたことの一つだ。アメリカ各地で花火が上がり、セールも行われるので街はお祭り騒ぎ。星条旗柄の服を着ている人もちらほら。こういう時に海外の国旗はデザイン性があっていいなと思う。日の丸に物申したいわけではないが、見たことはないけれど、きっと日の丸Tシャツは白地にど真ん中に赤い丸か、赤のドット柄になるのだろう。なんか、、、うん。うん?
私個人としてはこの日を迎えると留学したてで右往左往していた日々を思い出す。私が住んでいる周辺ではアメリカとしては比較的大きな花火を打ち上げるため、川のほとりにわらわらと人が集まって談笑しながら打ち上げを待つ。日本とは違って出店とかはないけれど、その和やかさは少し似た雰囲気だ。当時、花火の打ち上がる場所を探して一人でウロウロしていたら、どう見てもアメリカ人一家のパパらしき人に「花火が打ち上がるのはどこだろうか?」と、なぜかどう見てもアジア人で、一人でキョロキョロしている私に話かけてきて、めちゃくちゃてんぱってしまったことを思い出す。とりあえず、「私もよく知らない。」って答えたのだけれど、私が聞きたいよ!!と思ったのは言うまでもない。結局、グーグルマップと睨めっこしてなんとか打ち上げポイントまで辿りつけて、無事見事な花火を堪能することはできた。日本と違ってあっという間に終わるのだけれど。後で知った話だが、花火の打ち上げに乗じてGunを打ち上げてしまう人もいるみたいで空に打ち上げたり、まあなんか事件的なものだったりがあるらしい。友人も実際に発砲音で周囲がパニックになって慌てて逃げたって言っていた。空に打ち上げたとしても、結局は弾丸は重力で落下するので、危険であることには変わらない。注意喚起はしているみたいだけど、一応?
そんなことを遠くの花火が打ち上がる音を耳にしながら、思い耽ってみたアメリカに来て7回目の夏の夜である。
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