#248 組織の持続性を阻むものは何か?
Q:「定年後、NPOを立ち上げました。持続を阻むことは?」
A:あなたが権限を委譲するつもりがなくなる事です
多くの組織は持続性が求められる
株式会社であれば「ゴーイング・コンサーン」
プロジェクトは一回限りということは少ない(投資ファンドはある)
最終責任を誰かが持っていることが、事業や活動の信用を得る
有限の組織は契約の当事者になりにくい。
たとえば瑕疵担保責任等
組織は続くけど組織の内部はどんどん交代していくもの
生物の“動態平衡”と同じ
組織が続くのに人は死ぬ。心身の故障。他の事に忙しくなる。
ケインズ 「人間は長期的には死ぬものだ」
「予測は当たらない」1つだけある100%確実な事『人はみないつかは亡くなる』by 道元、スティーブ・ジョブス
人はみな老いる
才能の枯渇、意欲減退、体力消耗、パッションの消滅
“企業の寿命30年説”の説あり
だから権限を委譲する仕組みをつくって実行しなければならない。
でも「冗談じゃない。オレがつくったんだからオレがやる」という人がほとんど。
「オレの会社はオレの子ども」
年取ると「他にやることない。オレから奪うな」となりがち
定年後にNPOを立ち上げた人など
ひとりの人に頼る組織ほど危ういものはない。
だから成長もしない。
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