#179 国民年金の保険料100円だったので1940年世代は年金もらいすぎ
#170 では、1973年以前は年金で老後を生きるという意識は無かったと書きました。
現在、保険料は16,610円/月です。
20歳になったら国民は払わないといけません。
世代格差がいわれます。
昔の保険料はいくらだったのでしょうか?
年金機構のページにあります。
グラフにしてみた
昭和41(1966)年12月まで、35歳未満は100円/月、35歳以上は150円/月。
安い!
(もちろんインフレを考慮しないといけませんが 2020年/1965年=4.2倍 ⇒ 今の価値で420円/月)https://www.boj.or.jp/announcements/education/oshiete/history/j12.htm/
福祉元年の前夜1972年は(昭和47年7月~昭和48年12月)550円/月
福祉元年後、(昭和49年1月~昭和49年12月)は、900円/月
そんなに変わっていない。
つまり、もらえる方はジャンプしたのですが、払う方はほぼ直線で上昇してきたわけです。
しかも、払う人は減り、もらう人は増え。
これじゃあ足りないわけだ。
世代間格差はすさまじい。(学習院大学経済学部の鈴木亘教授の試算)
1940年代に生まれた世代(現在、70歳以上)はもらい過ぎ。
この世代は、親は年金もらい始めたので仕送りしていない。
都市部の人なら同居もしていない。
それでも、もっと年金が欲しいと言っている。