#79 １９８９年の時価総額ランキングを比較して嘆くのはもういいよ

日本がバブルでピークが１９８９年。

この年の企業の時価総額ランキングがよく使われます。日米とか。

この３０年で日本がいかに没落したかというやつ

次のようなもの

世界の時価総額ランキング（1989〜2020） – （株）地域活性化プロジェクト

平成最後の時価総額ランキング。日本と世界その差を生んだ30年とは？ | STARTUP DB MEDIA | 日々進化する、成長産業領域に特化した情報プラットフォーム

１９８９年１月がちょうど平成元年ですからちょうど３０年。

失われっぱなしの３０年。

平成３０年は２０１８年ですから、データが出始めた２０１９年あたりからこの比較が出てきました。

たまたま１９８９年が日本株のピークなので落ち方が面白いのでしょうけど、もしその１０年前とかであればそうでもない。そういう比較は全く出さない。

その後は金融危機でそれどころじゃなかったので当然。

これもビックリ統計の一つで極端なところだけを取り出す手。

必要以上に嘆いて危機感を煽って喜ぶのは評論家とかアナリストによくある手。

ITとか変化に遅れたのであれば、まともなデータで分析して欲しい。