見出し画像

#181 「起承転結」人材論

人の性格は「デット型」と「エクイティ型」に分けられますね。

ローリスク・ローリターンの人。公務員とか

ハイリスク・ハイリターンの人。ベンチャー起業家とか

これはパーソナリティだけど、人材となればもう少し動的に考えたい。

竹林 一 氏(オムロン株式会社)さんは「起承転結」で分ける

画像1

起:0から1を仕掛ける、アイデアを妄想し、行動する人材
承:1をN倍化(10、100、∞)する事業の構造をデザインする人材
転:1をN倍化する過程で効率化、リスクを最小化する人材
結:仕組みをきっちりオペレーションする人材

起:ベンチャー起業家なんかですね。真のゼロイチっていう人はいないけど、すごい収集能力とするどい切り口と常人にはない創造力でほぼゼロからイチを創り出す人はたまにいる。でもやっぱり希少。

承:ベンチャー周辺ですごいパワーある人。嗅覚がするどい。ワーカホリックの人が多いね。

転:綿密な計画を立て、リソースを最適化し、着実に実行する、だそう。私だったら中小企業を大企業に育てるようなイメージかな。舵取りで変えたり、再生したり、厳しい時期の苦労の多いポジションだな。

結:決まったことをキッチリこなす人。法的順守とか。品質管理、カイゼン、営業、高度な事務処理とか。いい大学出ている人多い。要領がよく気が利いて、コミュニケーション力も高い。生産性高くなるね。

ポジションごとに性格の適材適所はあり得る。

「結」の人にベンチャーなんかできないし、「起」の人はルーチン仕事は飽きちゃう。

日本は起承の人材が圧倒的に少ない。




いいなと思ったら応援しよう!