#18 ICO:イニシャル・コイン・オファリングの盛衰をみてみよう
ICO(Initial Coin Offering)
ICOとは、トークンと呼ばれる独自の仮想通貨を発行し、それで資金を集めることです。
普通はIPO(Initial Public Offering:新規株式公開)ですよね。こちらよりかなりハードルは低い。
怪しい
本当にこんなものに投資する人がいるのだろうか?
それで調べてみた。クリックして動かしてみよう! ↓
これは2014年1月から2018年8月末までの地域別の金額のグラフが時間で動くようになっています。
動かすたびにバブルの位置は変わるよ。
最後は総額283.7億ドルだから3.1兆円。
2013 年に Mastercoin によって始めて行われました。
2014 年のイーサリアム(昨日のnote参照)の ICO では、約 1,800 万ドル(約 18 億円)相当のビットコインの資金調達に成功しました。
有価証券と同様に扱われるようですが、トークンをもらってもエクイティを得たことにはならない。
2018年2月がピーク。
この辺から詐欺まがいのものが出てきて急速に縮小。
それで2019年頃から、STO(キュリティ・トークン・オファリング: Security Token Offering)、IEO(イニシャル・エクスチェンジ・オファリング: Initial Exchange Offering )などに変わっていきました。
日本企業は見当たらないなあ
法的には金商法が適用される。あるいはプリペイドカードの支払いとみなされるとのこと。
日本では、ピーク頃ちょうど2018年1月のコインチェック事件(仮想通貨取引所がハッキング攻撃を580億円相当の仮想通貨「NEM(ネム)」が盗難)起きたので仮想通貨自体がしぼんでしまっています。
なお、中国や韓国では、2017年9月以降ICOの実施は全面禁止になっています。