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#46 ICO、STO、IEOの変遷と違いをザックリ整理する

ICOについては「#18 ICO:イニシャル・コイン・オファリングの盛衰をみてみよう」で2018年2月がピークで2019年頃から、STO、IEOに変わっていったと書きました。

(1)ICOによる資金調達では、投資家はETHで支払って(株式の代わりの)トークンを得ます。

この間は、スマートコントラクトの技術が利用され取引所の代わりにプログラムが動くのです。つまりトークン発行元(プロジェクト)と投資家が直接つながっているのです。

しかし、トークンの法的な位置づけがなく、詐欺まがいの行為が増えてしまいました。

(2)次に登場したSTO(Security Token Offering)は、ある国の法律において証券(Security)と定められるトークン(=セキュリティトークンと言います)を利用した資金調達です。

セキュリティトークンは、各国の有価証券法に準拠することになります。よって発行者にいろいろな義務が発生します。これで少し安心になったということです。

中小企業などの資金調達に期待されています。

(3)もう一つのIEO(Initial Exchange Offering)は、仮想通貨取引所が、全体(トークンの発行、促進から取引まで)をバックアップする一気通貫のパッケージです。取引所の責任からプロジェクトの精査が行われますので信頼性がアップしました。スピードも速い。

上場後は、一般の上場株式と同じように取引ができます。ただし、STOと違ってトークン自体に証券性ありません。投資家も取引所のアカウントを持っていれば参加できることになります。2019年のBinanceによる「BitTorrent」のIEOブームの先駆けとなりました。

ただし、取引所を介した取引となるため、ICOと比べると投資家の対象が狭くなってしまいます。

以上をまとめ(invest Naviのサイトより引用)

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※ 引用させていただいたサイト

2021/6/1 invest Navi by FISCO

「仮想通貨のIEOとは?ICO・STOとの違いやメリットについて徹底解説!」




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