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Play Station 5のデジタルエディションは非常に象徴的。
プレイステーション5の最新発表会が行われました。
どんなゲームが出るかはビデオなどを見ていただくのが良いかと思います。お披露目会というのもあり、どのゲームもとにかくグラフィックがすごい高品質です。
今回の発表で個人的に一番興味深かったのは本体のデジタルエディションです。詳細の説明はなかったのですが、ディスクドライブがなく、ダウンロード専用機ということでしょう。
値段は発表されませんでしたが、私ならディスクドライブ付きの標準版(もしかしたらデジタルエディションが標準なのかも)より相当値段を低くします。ここ数年ゲーム販売のデジタルシフトが進み、今ではコンソールゲームでも売上高の半分以上はデジタルになっているといわれています。ソニーのようなプラットフォーマーはデジタル販売にシフトするとゲームはプレイステーションストアを経由して販売されるので、より高いプラットフォーム費用を得られることになり(利益がゲーム小売店からソニーにシフトする)、また、購入者のデータがより取得しやすくなります。
ソニーやマイクロソフトはハードの販売で稼ぐつもりはなく、プラットフォーム費用で利益を生み出すビジネスモデルなので、デジタルエディションの割合が高くなると投資回収が早くなるでしょう。小売店はデジタルエディションの販売はしたくないだろうなー(笑)