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舞台を観ただ! 【がん患者だもの、みつを】


こんにちは!ハイドです!\(・ω・)/

秋ですね〜♪

皆さんにとって、「○○の秋」といえば何ですか?

食欲、読書、運動、紅葉…

たくさんありますが、

僕は昨日、“芸術の秋”を楽しんできました!!



宍戸留美さんの配信を観たくて始めた17LIVE。

そこで仲良くなった小林ひな実ちゃんの主演舞台、

「がん患者だもの、みつを」

を観に行ってきました!!

ひな実ちゃんの17LIVEページはこちら
ひな実ちゃんのYouTubeチャンネルはこちら


友達が舞台で主演するなんて、今までの僕の人生ではありえない出来事だったので、「絶対観に行きたい!」って思ってました。

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以下、お話について&感想を書いていきたいと思います!!

今回も最後までお付き合いください( ´ ꒳ ` )ノ

(大量のネタバレを含みますので、問題ありましたら削除するつもりです。笑)


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今回、僕が観劇した「がん患者だもの、みつを」は、仕事後にVチューバーの活動をしている主人公・大野宅美(27歳)と、同僚で先輩・合原紺(42歳)の2人のかけあいを中心に進んでいくお話です。まもまも(大野ちゃん)が劇中に歌うのも特徴的!!

物語は、大野ちゃんが“女性を守るための情報を発信するVチューバー”「セキュリティアイドルまもまも」として自宅で動画撮影中に、合原さんが突然押しかけるところから始まります。

この2人のかけあいがとにかくリアル!!

その場で頭に浮かんできたことを話しているかのようなセリフ量の多さ。お茶を入れたりクッションやバッグを動かす自然な仕草。本当に友達とお家にいるみたいでした。

「こんな大量のセリフ覚えるの凄いな」と思うのと同時に、「演技ってセリフの言い方や表情だけじゃないんだな」と、序盤から気付かされました。

その後も合原さんが大野ちゃんの家に度々押しかけ(ベランダの窓とかトイレの窓とか、登場の仕方が面白かったです!笑)、ガールズトークが盛り上がっていく中、合原さんの胸にしこりが見つかります。

「乳がん」という言葉を言い出せない2人。似てる言葉(にゅう麺)で誤魔化すやりとり。

実際に知り合いがそんな状況になったら、僕も気を使って言葉を選ぶだろうなと思いました。コミカルでしたが、これまたリアルでした。

しこりが見つかった合原さんは、大野ちゃんの付き添いでがん検診を受け、合原さんが乳がんであることが判明します。

2人のがん検診後、大野ちゃんが“まもまも”として「乳がんが見つかった友人が、お星様になる」というテーマの曲を歌っているところに、合原さんが押しかけ「私のことお星様にするな!」とツッコむシーンがありました。

ここ、めっちゃ面白かったんですけど、歌が良すぎて泣きそうになってました。笑

大野ちゃんの真っ直ぐな歌声と表情にジーンときてました。ギリギリ堪えました。涙腺頑張りました。

面白シーンなのにウルウルしてたの恥ずかしい!笑


物語が進んでいき、合原さんの彼氏・リョウさんが登場します。

リョウさんも実はがん患者で、大腸がんの治療の影響で人工肛門(ストーマ)での生活を送っています。

リョウさんの登場から「人工肛門(ストーマ)」についてのお話が度々出てくるのですが、僕はこの舞台をきっかけに初めて知りました。

脇腹にあるなんて知らなかったし、実物もイメージしていたのと全然違ったので、驚きました。

現在、2人に1人はがんになる時代。他人事と思ってはいけないと思うので、忘れずにいたいと思います。この記事を読んでくださっている方も是非、「ストーマ」について調べてみてください。

脚本・内田春菊さんも実際にストーマでの生活を送られている方の1人です。


(⬇️内田春菊さんの過去のインタビュー記事です!)


その後も合原さんは何度も大野ちゃんの家に押しかけるのですが、その中で合原さんが大野ちゃんに言った「親には普通の幸せ(結婚、出産)を望まれている」というセリフに考えさせられました。

これは、病気とか関係なく悩まれている方もたくさんいるのかなと思います。共感する人もきっと多いですよね。とても難しいお話なので、ここで僕は何もお話できません。笑

「乳がんになっても何も解放されないの!」という合原さんのセリフは、色々なプレッシャーから出た、まさに心の叫びでした。特に重みを感じた印象的なセリフです。


職場の人や家族にがんのことを言えなかった合原さん。

『42歳で結婚していない上にがんを患い、「可哀想」「哀れ」と思われたくなくて合原さんは言えないんだ』

と察する大野ちゃん。大野ちゃんは人と話すのが苦手で疲れちゃうんだけど、周りのことをちゃんと見ている優しい人なんだなと感じました。

合原さんの気持ちを感じ取っている大野ちゃんが、上司に向かって怒鳴りつけるシーン。あまりの迫力に鳥肌がたちました。

役者が舞台上で感情を爆発させた時のエネルギー、その衝撃に感動…。

「すごいもの見たなぁ…」

って今でも思ってます。

その迫力とは反対に、大野ちゃんが子どもと電話で話すシーンでは、大野ちゃんの話し方がとても優しくて包み込むようで、お母さんそのものでした。

(子どもがいたのは衝撃的でしたけど!笑)

みんなが本来持っているであろう気持ちの振り幅。この振り幅が見られたのも、大野ちゃんがリアルな人間だなって感じることができるポイントでした。

ひな実ちゃんの演技、凄かったです。


その後も合原さんとリョウさんの治療は続き、治療が上手くいって退院。

合原さんは家族にがんのことを打ち明け、サポートしてもらえることになりました。

合原さんが普通に玄関から入ってきたところに、まさかのリョウさんが屋根(天井?)から登場して、おしまい!笑

最後はキャストの皆さんで“まもまも”の乳がん検診の歌を歌って踊ってハッピーに終わりました!!


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以上、感想レポートでした!!

「なんであのシーンについて書かないの?」

とか、

「ここ、間違ってない?」

とか、

色々ツッコミどころあるかもしれませんが、こんな感じで僕の感想レポートとしたいと思います。


今回、「がん」という難しいテーマのお話ということで、「重い話なのかな?」と思っていましたが、登場人物のかけあいが楽しくて、後味もスッキリ!!

そんな楽しさの中にも、リアルな女性の考え方とか、社会の生き方とか、病気や治療のことについて考えさせられるバランス感覚が絶妙で、たくさんのお土産をもらったような気持ちになりました。


また、舞台を観てから再度、パンフレットに書いてある演出家のペーター・ゲスナーさんのコメントを読み返し、

『今回の舞台、「がん患者だもの、みつを」という目を引くタイトルには、「がん患者だって人間だもの」という意味が込められているんだな』

と納得しました。この舞台で内田春菊さんが伝えたかった最大のテーマだと僕は受け取りました。


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そして最後に。



ひな実ちゃん、

「がん患者だもの、みつを」

主演舞台10公演お疲れ様でした。

舞台も配信も頑張る姿に、たくさん元気を貰いました!!!


12月にまた舞台に出演するという噂も。

次はどんな役なんだろう??

楽しみにしています!!!

(今度はもっと可愛い衣装着れるといいね!笑)


みなさんも是非、ひな実ちゃんの配信や舞台を観てエネルギーを感じてみてください!すごいですよ!

もう一度。ひな実ちゃんの配信ページはこちら


とっても素敵な秋の思い出ができました!

みなさんも素敵な秋を過ごしてくださいね!!

ではでは〜(*´︶`*)ノ


《最後まで読んで下さりありがとうございました》







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