*おジャ魔女どれみドッカ〜ン!最終回レビュー*
はじめまして。ハイドと申します。
突然ですが、最近、「おジャ魔女どれみ」というアニメが盛り上がっているのはご存知ですか?
おジャ魔女どれみは1999年〜2003年に放送されていた子供向けアニメです。2019年に放送開始から20周年を迎え、今年の秋には映画「魔女見習いをさがして」の上映も決まっています。スーパーやコンビニなどで、どれみちゃん達を見かけた方もいるのではないでしょうか。(おジャ魔女パンや一番くじやガチャガチャなど…)
自分はそんなブームに乗っかる形で、5月からおジャ魔女どれみの“無印”から“ドッカ〜ン!”を観返していました。そして、先日“ドッカ〜ン!”の最終回まで観終わりました。
ちなみに、“無印”が小学3年生。
“♯(しゃーぷっ)”が小学4年生。
“も〜っと!”が小学5年生。
そして“ドッカ〜ン!”が小学6年生のお話です。
いわゆる「サザエさん時空」ではなく、シリーズ毎にどれみちゃんたちの学年が上がっていくのが特徴です。なので、今回観た“ドッカ〜ン!”の最終回はどれみちゃん達の卒業式のお話になってます。
おジャ魔女どれみはリアルタイムで観ていましたが、幼かったこともあり(“無印”が放送されていたとき2,3歳)、どんなお話か全然覚えてなかったので、ほぼ初見のような感覚で観てました。
「おジャ魔女どれみは子供向けアニメだけど、大人になってから観ると面白い」という話は聞いていたのですが、まさにその通り!面白かったです!!
そして“ドッカ〜ン!”の最終回を観終えて、この気持ちを誰かと共有したい!と思ってレビュー的なものを書くことにしました。(今さらとか思っても言わないで下さいね!笑)
元々はTwitterで感想ツイートして終わろうと思っていたのですが、iPhoneのメモに下書きしてたら1000文字を軽く超えてしまい(笑)、連投ツイートするのもなぁと思って今回はnoteに書いてみることにしました!これがnote初投稿です📒✨
最終回を観返した気分になるように書いたつもりです。ちょっと長いですが、最後まで読んでいただけたら嬉しいです🍀
ただし、全てのシーンに触れているわけではないので、「あのシーン好きなのに!」って方には先に謝っておきます。ごめんなさい<(_ _*)>
では、長い前置きはここまで!いよいよ本題!
※ネタバレのオンパレードなので、ネタバレが嫌な人は読まない方がいいです!
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“ドッカ〜ン!”の終盤で
第47話:おんぷちゃん、ももちゃん
第48話:あいちゃん
第49話:はづきちゃん
第50話:ハナちゃん
それぞれの進路・将来に関する決意を、持ち前の優しい心で受け止めてきたどれみちゃん。
ここまで観たときは「どれみちゃん強いな」と思ってました。優しくて強い。さすが主人公!って。
でも最終回を観ると、今までどれみちゃんが自分の気持ちに嘘をついて、寂しい気持ちを我慢していたことが分かります。
はるかママは、まるでこの後の展開を知っているかのような表情。どれみちゃんのことなら大体お見通しです。
『小学生最後の、行ってきます!!』
と強がって家を出るどれみちゃん。
しかし、みんなとお別れするのが嫌だという気持ちが大きくなり、どれみちゃんはMAHO堂に立てこもります。
『みんな私から離れていっちゃう…そんなの嫌だよ…』
“大好きな友達が決めたことなんだから、応援しなくちゃね”なんて今まで自分に言い聞かせてたのかなとか、考えるだけでも胸が張り裂けそうな気持ちに…
今まで秘密(魔女見習いであること)を共有する仲間として、 一緒にMAHO堂を手伝ったり、喧嘩したり仲直りしたり、ハナちゃんのお世話をしたり、魔女界や魔法使い界や人間界の危機を救ったり…
こんなに長い時間を一緒に過ごし、素敵な経験をしてきた大親友たち。その誰とも同じ中学に行けないだなんて、寂しすぎる。
卒業式に出たら、“今まで通りにみんなと会うことはできなくなる”という事実を受け入れなきゃいけない。それが嫌で卒業式に出たくないどれみちゃん。この気持ちは、これまでおジャ魔女どれみ4年分のお話を観てきた自分には痛いほど伝わってきました。(おジャ魔女どれみは4年分のお話があることが各キャラに感情移入しやすい理由の1つだと思ってます)
マジョリカは魔法で時間を止め、どれみちゃんがMAHO堂に立てこもっていることをみんなに伝えに来ます。
ゆき先生こと魔女界の女王様に、どれみちゃんの所へ向かうように言われ、みんなはMAHO堂へ駆けつけます。
『本当は…はづきちゃんにも、あいちゃんにも、おんぷちゃんにも、ももちゃんにも、ハナちゃんにも…ずっとそばにいて欲しいんだよっ!!』
5人が説得しますが、どれみちゃんは出てきてくれません。
『みんなと一緒にいられないなら…私、卒業式なんか出ない!』
そんなどれみちゃんの元に、今度は今までどれみちゃんに助けられた仲間たちが。
どれみちゃんが卒業式に来てくれるように、みんなが説得します。今まで優しさを与える側だったどれみちゃんが、今度は優しさを受け取る側に…
特に、かよこちゃんの
「どれみちゃんがいなかったら、ずっと学校に来られなかった…みんなと卒業できなかった…」
って台詞は前シリーズ“も〜っと!”を観てる人には堪らないですよね。(涙腺崩壊しました…)
他人に正直な気持ちを伝えるのが苦手なタイプだった玉木の話し方は今までで一番優しいし、小竹のカッコいい告白(?)もあって、少しずつ心が動かされていくどれみちゃん。
『ここにいるみんなは…お前のことが大好きなんだよーッ!!!!』
おジャ魔女どれみの中でも屈指の名言だと思う。
そしてMAHO堂のみんなも、どれみちゃんへの感謝の想いを伝えていきます。
『どれみちゃんほど心の傷み解ってくれる子、おらへんよ…』
『友達の大切さ、教えてもらったね。』
『どれみちゃんと過ごした2年間は私の宝物だよ。』
『卒業式は…どれみちゃんと一緒じゃなきゃ嫌っ…!』
そんな中、ハナちゃんが「みんなに秘密ばらしちゃうもんね」と言ってどれみちゃんをお店の外に飛び出させます。
このシーンについて検索してみると、ネット上では様々な意見がありました。
でもこのシーン、自分は良かったと思ってます。
ハナちゃんが今までどれみちゃんと一緒に過ごしてきた中で、どれみちゃんの自分への深い愛情を感じてきたからこそ、(ちょっとズルいかもしれないけれど) これが一番効果があるってハナちゃん自身がちゃんと考えてとった行動だと思うから。
ハナちゃんは人間の理解を深めるために人間界で生活していたということもあるので、その部分の成長が見れる素敵なシーンだと思います。
ハナちゃんもどれみちゃんへの気持ちを伝えた方が良かったという意見も分かります。
でも、ここで言わなかった代わりに、魔女界へ帰る際にどれみちゃん達に振り返って言う「ありがとう」に全てが詰まってたと自分は思ってます。
ハナちゃん:「どれみ…捕まえた」
どれみちゃん:「…バカっ」
〜わたしのつばさ 合唱〜
もうここで何度目かの涙腺崩壊。。。
水分足りなくなる。。。。
そして卒業式に集まるどれみちゃん達。
6羽の白いハトが空に舞い上がるカット。
“6人それぞれの未来に幸あれ”ってことだよね。
『私って世界一不幸な美少女じゃない。世界一幸せな美少女だったんだ!!』
ラストで無印OPのおジャ魔女カーニバル!!が流れるのも最高にアツいし、どれみちゃんが魔女になりたいと思った理由「好きな人に告白する勇気が欲しい」も魔法を使わずに果たされる。素敵な作品だったなと改めて思える最高の最終回でした。
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おジャ魔女どれみは“無印”から“ドッカ〜ン!”で合わせて201話あって、全話観返すのには勇気と根気が必要だと思いますが、201話あるからこそ泣ける最終回だと思うので、まだちゃんと観たことない人には是非無印の1話から観返して欲しいなと思っています。
大人になってから観ると、どれみちゃんたちの親や先生など大人の目線で観れたりして、子供が観るより泣けるお話が多いはずです。
(観たことない人にはこの記事ネタバレだからここで言っても意味無いって?ごめんなさい笑)
おジャ魔女どれみ世代に生まれてくることができて、本当に幸せです!!
では、これから“ナ・イ・ショ”観てきますね!
《 お読みいただきありがとうございました!》