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立花隆『ぼくはこんな本を読んできた』について考える 1.立花隆について
1.立花隆について
今回から、「こんな本を読んだ」の番外篇として、立花隆の『ぼくはこんな本を読んできた』からいくつかのテーマを選び、それらについて考えてみます。
この本を選んだ理由は、「知の巨人」と呼ばれた立花隆が。「知」をどうとらえていたかを明らかにしたかったからです。
今回は、立花隆自身について。
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立花隆について。データはおもにWikipediaからとっています。
立花隆(1940-2021 80歳没)は、ジャーナリスト、ノンフィクション作家、評論家。
<執筆テーマは、生物学、環境問題、医療、宇宙、政治、経済、生命、哲学、臨死体験など多岐にわたり、多くの著書がベストセラーとなる。その類なき知的欲求を幅広い分野に及ばせているところから「知の巨人」のニックネームを持つ。>(Wikipedia)
東京大学卒業後、雑誌記者を経てルポライター活動に。著作としては、『中核VS革マル』『田中角栄研究 全記録』『日本共産党の研究』『宇宙からの帰還』『脳死』『サル学の現在』『臨死体験』『脳を究める』など。
ここからは私の感想です。
『田中角栄研究』が田中を退陣に追い込んだといわれ、立花はそれなりに大きな仕事をした人だと思うが、いまも評価されているかはわからない。
理系的な仕事については、つねに最先端を追い求めていたが、それを本にしたとたんに過去のものになっていくという宿命から逃れられていたとは思えない。
多くの著作の中には、あれ?と思うものがないでもないし、女性についての発言に問題なしともいえないものがある。
「知らずにはおれない」人だったのだと思う。その激しい気持ちが生み出したものを、全面的に肯定できるわけではない。
それでも私が魅かれる部分も多い。これからそこを考えていきたいと思います。
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すみません。今、体力がなくてお返しのスキができておりません。ご了承くださいませ。
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