立花隆『ぼくはこんな本を読んできた』について考える 2.知的好奇心のすすめ
「こんな本を読んだ」の番外篇として、立花隆の『ぼくはこんな本を読んできた』からいくつかのテーマを選び、それらについて考えています。
この本を選んだ理由は、「知の巨人」と呼ばれた立花隆が。「知」をどうとらえていたかを明らかにしたかったからです。
今回は、「知的好奇心のすすめ」
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2.知的好奇心のすすめ
【結論】知的好奇心は人間の本能ではあるが...
*今回は、文春文庫 1999年3月10日第1刷 11~23ページです
第1章のタイトルは『知的好奇心のすすめ』となっています。ところが、本文では「知的欲求」ということばがおもに使われています。また、「知識欲」ということばも出てきます。ここでは、すべて同じ意味として読みます。
立花さんはつぎのように述べます。
立花さんが、なんらかの論文や書籍をもとにそう言っているかはわかりません。ほかの個所を読んでも、すべての人が知的好奇心を生まれた時からもっていると考えているようです。また、知的好奇心をおおむね肯定的にとらえているようです。
ほんとうにそうか?
ChatGTOに聞いてみました。
調べてみると、たしかに知的好奇心についての研究は多い。人間以外の動物にも好奇心はあるし、関連する遺伝子も発見されている。
ただ、実感として、人の知的好奇心には濃淡がある。強い人もいればそうでもない人もいる。そこは後天的なもののようです。
私はつぎのように考えます。
知的好奇心は生来のものであり、環境がそれを育てる。知的好奇心は人が人として生きていくために不可欠のものである。
しかし、好奇心に基づいた行動には負の部分もある。好奇心にまかせて行動した結果、自分や他人を危険にさらしてしまうことも多い。節度ある行動が必要。
結論。知的好奇心は人間の本能ではあるが、負の部分もある。
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参考⇒なぜ人は好奇心を抱くのか? - GIGAZINE
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すみません。今、体力がなくてお返しのスキができておりません。ご了承くださいませ。
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