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孤独について 14.脳と孤独
私も”後期老齢者”が近づき、これからおとずれるかもしれない「おひとりさま=孤独」の時間をどうすごせばよいか考える必要を感じています。
そこで、「こんな本を読んだ 番外篇」で、さまざまな人の著書をもとに「孤独」について考えています。第14回は脳と孤独について。
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【独断的結論】孤独は良くも悪くも脳に影響を及ぼす
14.脳と孤独
脳と孤独の関係について、Googleの生成AIは次のように述べています。
孤独は、脳に次のような影響を与えることがわかっています。
・脳の灰白質の体積が減少する
・脳の特定の領域で神経反応が特異的に起こる
・脳の歯状回が縮小する
・脳由来の神経栄養因子であるBDNFのレベルが低下する
ちょっとむずかしい表現ですが、孤独は脳の特定の部分に影響を及ぼすということらしいです。
さらに次のようにも述べています。
孤独は、心身の健康に大きく影響することがわかっています。孤独感があると、次のような悪影響を及ぼす可能性があります。
・ストレスの増加
・免疫力の低下
・うつ病、認知症の発症リスクの増加
・自殺リスクの増加
・痛みに敏感になる
・睡眠の質の低下
・疲労感や苛立ちの増加
孤独感のレベルが高い人は、社会的認知や社会情報の処理に関わる脳領域で特異な神経反応を示す可能性があります。また、ネガティブ感情に関連する脳領域が活性化しやすいことも確認されています。
脳科学や精神医学は、おおむね孤独が人の精神や身体へ悪影響を与えることに重きをおいているように見えます。
一方、これまで見てきたように、孤独にはメリットもあります。
たとえば、孤独な時間が内省をうながし、自己を見つめる契機となるといった意見が多く見られます。
孤独が脳のどのような領域にプラスの影響をおよぼすのか調べてみましたが、よくわかりません。ただ、そのような経験もたしかにあると思います。
今後、この分野での研究がさらにすすむことを楽しみにしています。
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すみません。今、体力がなくてお返しのスキができておりません。ご了承くださいませ。
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