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こんな本を読んだ 沢木耕太郎の映画評ー『世界は「使われなかった人生」であふれてる』『「愛」という言葉を口にできなかった二人のために』

今回よりスタイルを変更します。

以前、「安っさんのこんな本を読んだ」では、毎回、別ブログの記事へのリンクを掲載した文章を投稿しておりましたが、今回より、書きおろしの読書感想文を投稿して行くこととします。

したがって、別ブログでは過去に書きためた下書きをもとに掲載し、noteの「こんな本を読んだ」では、現在進行形で文章を書きおろして行くこととなります(投稿は不定期、古い本が多いです)。

よろしくお願いします。

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沢木耕太郎の映画評

沢木耕太郎の映画評を2冊読みました。

世界は「使われなかった人生」であふれてる
「愛」という言葉を口にできなかった二人のために

沢木さんはタイトルのつけ方がうまい人ですが、この2冊もタイトル買いしたもの。

沢木耕太郎( 1947- )は、ノンフィクション作家・エッセイスト・小説家・写真家。『テロルの決算』『一瞬の夏』『深夜特急』シリーズなどで熱狂的な読者を得た方です。

本作品は、彼の数少ない映画評のひとつ。

「暮しの手帖」に連載されたもので、試写室で観た映画の感想文と彼自身は言っています。

で、その文章がいい。映画への愛にあふれていて、清潔で美しい。決して熱く語っているわけではないが、その映画を観たくなる。実際、何本かDVDを予約しました。

知らない映画が多いのですが、観たことがある映画、例えば、『ローマの休日』や『プリティ・ウーマン』などについて、気が付かなかった点や、こんな見方があるのかという気づきがあって、もう一度観たくなる。

困ったのは、文章の見出しに映画のタイトルがない、索引もないので、ある映画についての文章を読みたいとき、本の全部をさがさなくちゃいけないというところ。不親切だなー。そういう方針だったのだろうか?


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すみません。今、体力がなくてお返しのスキができておりません。ご了承くださいませ。

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