孤独について 1.孤独の定義 1
私も”後期老齢者”が近づき、これからおとずれるかもしれない「おひとりさま=孤独」の時間をどうすごせばよいか考える必要を感じています。
そこで、「こんな本を読んだ 番外篇」で、これからしばらく、さまざまな人の著書をもとに「孤独」について考えていくことにします。初回は「孤独の定義」。
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1.孤独の定義
国語辞典には「なかま・味方がなくてさびしそうなようす。ひとりぼっち」とあります(三省堂国語辞典七版)。
みじかくてわかりやすい定義ですね。ポイントは二つ。ひとつは「さびしい」という気持ちの問題。もうひとつは「ひとりぼっち」という他者との関係。「孤独」にはこの二つがセットということです。
人間は社会的な生きものであり、他者との関係を抜きにして語ることはできません。
2.ライフサイクルと孤独
人は人生のどの段階でも孤独を感じることがあります。孤独の感じた方は、その段階によって異なります。
幼少年期:物理的にひとりであることにより感じる孤独感が中心。ネグレクトなどにより孤独な状態が続くことが、人格の形成に深刻な影響を与えることがある。
思春期:友人に関する孤立感、とくにいじめや無視による孤独感を強く感じやすい。
青年期:人間関係による孤立感とともに、内面の深化による、いわゆる実存的孤独感を感じるようになる。この時期には、孤独の受け入れと関わり方を知るようになる。ただ、近年、インターネットととのかかわりで、「つながれない」ことによる孤独巻が問題となることもある。
成人・壮年期:内面的な孤独というよりは、社会的な孤独が多い。未婚・死別や、近年ではコロナ禍による社会からの隔絶。会社や家庭での孤立なども多い。
老年期:友人や家族からの離別によって、いわゆる”おひとりさま現象”が引き起こされる。
長くなってしまいましたので、次回に続きます。
※この文章は、ChatGTP、Wikipediaやネット上の記事をもとに、私の意見も加えてまとめたものです。学問上の通説といったものではありませんが、おおむね当たっているかと思います。
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すみません。今、体力がなくてお返しのスキができておりません。ご了承くださいませ。
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