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もうだめ脱却記 転職編最終回 人生を好転させる発想を転職活動から学んだ

私は転職活動をしたことで、人生が好転しました。

このnoteでは、今の会社にいては、自分の将来はないと私が気付いて転職に成功し、人生が変わったエピソードをご紹介します。

定時退社日は都市伝説ではなかった

転職先の会社は、一言でいうとホワイト企業でした。

私が入社した初日がちょうど定時退社日で、しかも定時になるとフロアの8割以上の人が定時で帰っていったので本気でビビりました。

前職では、定時に帰れば「えっもう帰るの」的な空気が直ちに流れますし、1時間~1時間半程度の残業で帰っていれば「早く帰る人」扱いでしたので、カルチャーショックが大きすぎました。

定時退社日は本気で都市伝説だと思っていましたが、現実に存在しました。しかも定時退社の達成率を集計して公表する担当の人まで配備しており、マジで推進する体制が作られていました。

いちおう部署によっては時間外労働がいっぱいあってしんどいところもあるようですが、話を聞いている限りでは前職よりはよっぽどマシでした。

労働環境がすこぶる良くなった

実際働いていても、労働環境良いなと思うポイントがたくさんありました。

まずフロアで怒鳴っている人が全くいません。前職では、大声を出したり机を殴ったりして、パワープレイで僅かな人数の部下をこき使うタイプの人が割と出世していたのですが、そんな人は0人でした。

社員の人と話をしていても、要点を掴むのがみんな上手で、話が短時間で終わるのが印象的でした。

あと、30代以上の社員はほとんど結婚していたのも個人的には驚きでした。前職では、結婚しているのは一部のベテランの社員くらいで、あとは独身のまま働くか、結婚を機に会社を辞めるかのどちらかでした。

肝心の年収は、ボーナス込みだと100万円以上上がりました。さらに会社では産休・育休の制度も整っており、前職とは比較にならないほど福利厚生が手厚かったです。

プライベートの時間ができた

転職してから、格段に仕事の量は少なくなりました。というより、前職で仕事の量とか割り振りがおかしかったものが普通になったという感じでした。

そして休日もしっかりと取れるようになりました。特にゴールデンウイークや夏季休暇、年末年始などの大型連休は他の会社と比べても休みが長く、初めて会社の年間カレンダーを見た時は目玉が飛び出そうになりました。

この休みを利用して、私は疎遠になっていた友人たちと連絡を取って会いに行ったり、一人で行きたいところに行くようになったり、殊勝にも勉強をして資格を取ったりしました。

趣味の時間も取れるようになり、趣味を通じて今の嫁と出会って結婚することもできました。

人生が好転した

こんな感じで、転職したことで私の人生は間違いなく好転しました。転職活動を始めた時は、地図もコンパスもない旅を始めたような気持ちでしたが、結果的に上手くいって本当に良かったと思います。

これは、ホワイトな労働環境に身を置いて、自分が幸せになるために時間を割けるようになったからに違いないと思っています。

「人生を好転させるために、自分が幸せになることに時間を使う」と言う発想を得たことで、今では、ブラック企業で自分の時間や気力・体力を、誰かに捧げ尽くすのはもったいなさすぎると思えるようになりました。

自分の将来のために時間を使っていかないと、人生は上手くいかない。転職活動で、私は大きな学びを得たのでした。


もうだめ脱却記 転職編



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