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Q:どの程度の認知症症状が現れたら診察を受けた方がいいのか判断基準を知りたいです。に答えます。
今回は、認知症に関するアンケート内で頂いた質問に答えていきます。
病院に行くタイミングはとても重要だと思います。症状が進んでいる場合は、治療も難しくなってきます。
最初に私からの回答は以下です。
A:症状ではなく、認知面テストの数値から判断した方がいいと思います。
最後に認知面テストができるツールをお伝えしますので、参考にしてみてください。
ではなぜ症状で判断しない方が良いのかを説明します。
まず、物忘れと認知症の違いをご存知でしょうか?
ご存知でない方は以前の記事をご覧ください。
ただ記事に書いているものは、物忘れ(正常の方)と認知症の方の比較になります。なので、この症状が出ている段階では進行している可能性があります。
可能であれば、認知症になる前の段階で対策した方がいいです。
その時に注目すべき段階が、軽度認知障害(MCI)という段階です。
最近では、明治安田生命のCMでもMCIという言葉が出てきます。
この段階は、いわば正常と認知症の間のグレーゾーンの段階です。
軽度認知障害(MCI)の段階は認知症ではありません。なので、できればこの段階くらいまでに何かしらの対策をしたいところです。
ただこの辺の線引きはなかなか難しく、曖昧でもあり、日常生活での症状で状態を把握するのは正直難しいと思います。
ですので、気になった時に認知面を数値化してみるのがいいと思います。
そこで今回は、認知検査ができるアプリやサイトを3つご紹介します。
それぞれで、点数に応じてアラートを出してくれますので、参考にしてみて下さい。
①認知症自己診断テスト:認知症予防協会が監修のサイトで携帯でもパソコンでもできます。ダウンロードは不要で無料です。
②Moffワスレナグサ:HDS-Rという医療現場でよく使われているものがアプリにて行えます。無料で使えますが、問題を出す人が必要で1人では出来ません。
③脳にいいアプリ:運転免許更新時に出題される検査を体験・採点できるアプリです。メールにて会員登録後、1回 220円で検査できます。