ヒトは1日どれだけ寝る必要があるのか?
1日に必要な就寝時間はどのくらいなのだろうか?
個人的な感覚だと、若い時の方がよく寝れていたように思う。
高齢になると寝る時間が短くなったり、夜中に何度も目が覚めるようになったと聞くこともある。
脳や身体を休めるために重要な睡眠時間はどのくらいなのでしょうか。
結論から言うと、
「人それぞれなので、日中に眠気で困らなければ十分に睡眠がとれている」
ということのようだ。
睡眠障害の対応と治療ガイドラインによると、睡眠時間で判断するのではなく、睡眠をきちんととることができたかどうかは日中しっかり覚醒して過ごせるかを目安にすれば良いとのこと。
時間の目安としては、7時間ほど睡眠をとることで、健康リスクが低くなるとの報告が多いので、それを基準にすると良い。
年代別の平均睡眠時間は10歳までは8~9時間、15歳で約8時間、25歳で約7時間、45歳で約6.5時間、65歳で約6時間と、加齢とともに必要な睡眠時間が少なくなるということが報告されている。
また加齢とともに睡眠も浅くなる。
脳波を調べると、深いノンレム睡眠が減って浅いノンレム睡眠が増えるようになる。
そのため尿意やちょっとした物音などでも何度も目が覚めてしまうようになるため、若いころに比べてよく眠れなくなったというヒトが多いようだ。
またショートスリーパーという言葉がある。
睡眠時間が短くても毎日をすっきり過ごすことができ、そして健康状態に問題のないヒトのことを指す。
“ショートスリーパー”の人々に固有の遺伝子があることがわかっており、睡眠時間が少なくても問題ないという。
なんとも羨ましい。。
ちなみに、キリンはなんと、1日わずか20分ほどしか眠らない。 しかも、熟睡しているのはそのうち1、2分だともいわれている。
ハイパーショートスリーパー ”キリン”
私は明らかによく寝る体質なので、今日も早く寝ようと思います。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
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