「スーツ選び」

「どのスーツが好きか」

スリーピース、パンツスーツ、シングルスーツ、スカートスーツ、ダブルスーツ。襟やポケットの種類などを含めたら実に様々な選択肢がある。

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私はスリーピース(三つ揃え)やパンツスーツが特に好きで決めることができないのだが、

今回初めて公の場でスーツを着るにあたって
"スーツ選び"をしなければいけない。

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「自分のスーツは身長が定まってから」

両親が持っているスーツのサイズがすべて合っていたため、「時間的にも無理に仕立てなくてよいだろう。」と決めた。

家には何故かはわからないが、スーツの種類はあらかた揃っている。
1、2種類欠けているぐらいだ。

どのスーツも魅力的に見えたが、
私にはスカートスーツ、ダブルスーツなどは似合わない。

ノーカラーやノーベントもそうだ。

取捨選択していくと、
最終的にはスリーピースとパンツスーツが残った。

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どちらも好評。

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迷いに迷ったが、より体にフィットしているパンツスーツを選んだ。

スーツが決まったら、次は"インナー"選び。

シャツとは決めているが、ワイシャツ、スキッパーシャツ、開襟シャツと
また色々種類があった。

スーツ選びに悩みに悩んだからこそシャツも同じようになると踏んでいたが、、、、

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即決だった。

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首元が空いた服は私には合わない。

ワイシャツになった。

これでスーツ選びは終わりかと思ったその時、、

「襟を立てなさい」

ネクタイが結ばれた。

背筋が伸びる。
結ばれてようやく新学期の実感を持てた。

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ここまで違うものなのか。
高揚感とともに、新学期ならではの怖さを同時に感じた。

その感情をネクタイが抑えてくれる。

「素晴らしい」
そう思った。

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スーツの奥深さを改めて知り、
新学期を無事に迎えられる。そう確信できた。

スーツ選びをして本当に良かった。