C0

※投稿内容はフィクションも含みます 基本なんでも好きな学生。日誌/日記感覚の投稿。 *Content of submissions includes fiction. I like basically everything. [Diary-like posts]

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最近の記事

「跳び箱」

「あなたは跳び箱を何段とべますか」 4段?5段?それともそれ以上/以下か。 私は開脚跳びが一切できない。 跳び箱の幅以上に足を開けないのだ。 体育のオリエンテーション。  アイスブレイクとして、二人組で体つくり運動を行う。 虫の知らせか、今日は気乗りがしない。 滞りなく終わるかと思いきや ある号令がかかる。 「今から馬跳びを10回成功するまで行ってください」 悪い予感ほどよく当たるもので、先生の手本で予感から確信に変わった。 まだ物にぶつかってしまう跳び箱ならミ

    • 「英語学習」

      「数学と英語を優先して勉強するべきだ」 そう巷で広まっている。 つまずいたら先に進めない。 積み重ね(演習量の多さ)が要となる科目なのだ。 "英数コース"がない塾を見たことがない程に、 重要視されている。 例に漏れず、この塾も英数コースがあった。 私にとって英数科目は苦手ではなく、得意な分野である。 だが代数以外/文法はまだものになっていなかった。 他でも学習はしているが、海外を考えている私にとって学校の成績を落とすことができない。 英数コースに+αで国語を追加す

      • 「もやもや」

        「何故かもやもやする」 そんな経験はあるだろうか。 何故かもやもやすることは多い。 しかし、しっかりと思索すると、正体は必ずある。 釈然としない心持ちになったのは、級友と共に下校していた時だ。 カレンダーにない英会話の振り替えがあった。 母からの鬼電。20件の通知。 この時間に英会話があったことはない。 不思議に思いながら、学校の中に居ながらも通話を繋いだ。 場所が場所だけに、声を出しにくい。 チャットだけで意思疎通を図る。 学校にいると危険が伴う。 駅まで向か

        • 「大きな音」

          「みぃぃなぁぁぁさぁぁぁんんん」 そんな大声がいきなり響き渡るとどうなるだろう。 "飛びあがる" それが私だ。 大きな音は恐い。私の体を容易にこわばらせる。 嫌いな音をかき消すために無理やり使用するぐらいだ。 今日は新年度のオリエンテーションの日。 他学年と共にいくつもの動画を見なければいけない。 「最後の動画」 それはクラブ紹介の動画だった。 若者らしい元気な声。 どのクラブも熱を入れて作ったことがよく分かる素晴らしい動画達。。。 微笑ましいまま終わりを迎えるか

          「揚げ物」

          「揚げ物が好き」 そう聞くと、どちらを想像するだろうか。 食事か。料理か。 私も揚げ物が好きだ。 食べるのではなく、料理することが。 五法:「生」(切る)、「煮る」、「焼く」、「蒸す」、「揚げる」 の中で最も安定して作ることができ、 出来たものを皆が喜んで食べてくれる。 楽しいし、嬉しい。 同時に私の料理のモチベーションを最高潮にさせる。 それが私にとっての「揚げ物」だ。 だからこそテスト前の夕食には必ず揚げ物をつくる。 私の中で一番効率の良いストレス解消法だからだ。

          「揚げ物」

          「お茶会」

          「野点」 野外で茶を点てる茶会を指す。 そんな野点に今日は参加してみた。 裏庭に毛氈を敷いて。 茶道具が並ぶ。 春の空をテーマとした茶碗が出揃う。 春の空を具現化したような青白磁。 青磁に京焼まで。すべて違う青。 青好きの私にとっては感涙ものだ。 菓子が縁高で運ばれる。 流派によって扱いが違う。茶道の面白い所だ。 「パカッ」 桜餅。 桜あん。葉の香りがすっと口の中に入り美味しい。 点前と自然から生じる音を皆で聴く静粛な時。 その静けさは緊張ではなく、落ち着きを与える

          「お茶会」

          「山登り」

          「解散。今日の××時に山頂集合」 学校行事で山頂集合と言われたことはあるだろうか。 私は初めて聞いた。 登山ツアーであっても、山麓や登山口集合であることが多い気がする。 リスクが高いからだ。 目印の不足や、未整備であっては道に迷ってしまうかもしれない。 自分の体力を見誤って遅れるかもしれない。 故に山頂集合とするのは非常に危険だ。 リスクを負っても山頂集合となっているのは、 自主自律を重んじていること、 低山であり、大半の生徒が登山経験があるためだろう。 であるとし

          「山登り」

          「新学期」

          「クラス替えを行います」 そう聞いて不安に思うだろうか。それとも嬉しいか。 そのまま上がるのであれば前のクラスによって評価が変わるだろうが、一番は新しい人間関係を築くのが得意(好き)か否かだろう。 私の学校には、12年以上も交流がある人達がいる。 それよりも、今年初めて交流を持つ人達の方が何倍も多い。 「幼馴染が多い環境で、新しい人間関係は築かなくてもよいだろう。」 と思うかもしれない。 だが私は環境が変わると人間関係がリセットされるタイプで。 新学期になるたびに人間関

          「新学期」

          「スーツ選び」

          「どのスーツが好きか」 スリーピース、パンツスーツ、シングルスーツ、スカートスーツ、ダブルスーツ。襟やポケットの種類などを含めたら実に様々な選択肢がある。 私はスリーピース(三つ揃え)やパンツスーツが特に好きで決めることができないのだが、 今回初めて公の場でスーツを着るにあたって "スーツ選び"をしなければいけない。 「自分のスーツは身長が定まってから」 両親が持っているスーツのサイズがすべて合っていたため、「時間的にも無理に仕立てなくてよいだろう。」と決めた。

          「スーツ選び」

          「夜の桜」

          「桜が好きか」 Yes or No の質問で、私は"No"と答える。 答えに選択肢が不要であれば、 「花びらだけは好きだ。他は好きじゃない。」 と答えるだろう。 桜の木、桜の花、桜並木 どれを撮ってもパッとしないのだ。 他の植物の方が私の目には美しく映る。 唯一好きな花びらは、 雨に晒されると地と溶けこみ 踏まれると濁り 放置されると枯れる 「儚い」を象徴したようなものだ。 触るとやさしく私を包むような花びらはなかなか見ることができない。 「好きになれない」 今年も

          「夜の桜」

          「嘘ではない」

          「嘘をつくとしんどい」 一度は耳にしたことがあるのではないだろうか。 ではこれは? 「嘘をつくと体調を崩す」 このように聞くことは滅多に無いだろう。 「嘘を重ねる/自分の気持ちに嘘をつき続けると壊れてしまった」 そう表現されていることが多いように見受ける。 罪悪感というストレスこそがこの体調不良の正体であるとするならば、 体調不良を避けるためには「嘘の罪悪感」から逃れる必要があるということだ。 逃れる方法としては 1. 嘘をつかない 2. 罪悪感を感じなくさせる こ

          「嘘ではない」