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ビバ!てきとー
産休&育休から復職しました、長井です。
ということで、個人的なことですが、我が家には3人の小さい人々がいます。上から7歳(小1)、5歳(年中)、1歳です。ぶっちゃけ、毎日の生活はわやくそです(涙)。なんとかみんなが元気に生きていればいい、的な状況。特に小さい人々については、世の中的にしてあげるべきことができていない家庭上位ランキング入賞の自信あり!です。だめじゃがな。。。
でも?それでも、日々生きていくことが実際大事じゃし、そうしようぜ!と(少しずつですが)思えるようになってきた(なろうとしている)私。
それを後押ししてくれることばが、”てきとー”。今日は、そんなてきとーについて、語ります!
辞書だとこんな風に解説されてます。
① ある条件・目的・要求などに、うまくあてはまること。かなっていること。ふさわしいこと。また、そのさま。「工場の建設に—な土地」「この仕事に—する人材」
② 程度などが、ほどよいこと。また、そのさま。「調味料を—に加える」「一日の—な仕事量」
③ やり方などが、いいかげんであること。また、そのさま。悪い意味で用いられる。「客を—にあしらう」「—な返事でごまかす」
日常よく耳にする(少なくとも子育てや仕事では)意味は、どちらかというと3がメインで、適当にやるんじゃない! とか 適当でいいわ、とかあまりいいようにいっていないイメージです。
が、実は子育てや仕事こそ、3ではなくて、2の意味で、めちゃくちゃ大事じゃない?ということをここのところ思うわけで。
昨今は何事も、本やネット情報が溢れまくっていますよね。子育ても同様で、おっぱいやミルクのあげ方から、だっこやおんぶ、離乳食のあれこれと、これがいい、あれがいい、という情報がおかんたちの上に雨あられと降ってきます。いざ、おかんになると、その前にはなるようになるさ、そんなもんには惑わされん!!と思っていた私でも、目の前の赤子に、どうしていいかわからず、でも最適解でやりたい!といろんな情報をゲットして疲れて、、、とやっちゃってます。
そんな情報に押され、こどもは夜9時までに寝る“べき”、片付けはす”べき”、服は、まえうしろ正しくきる”べき”、、、
私が、つい自分自身にも、小さい人々にも課している”べき”。確かにできたらいいけど、今の自分のタスク全部やってたら、できんのじゃーー!!とイライラ爆発。
結局割を食うのはそのイライラに悪気なく触れてしまう小さい人々。そりゃそうです、だって彼らは刹那を生きているんだもん。自分のやりたいことに全てを注ぐ!おかんの”べき”論なんて知ったこっちゃない!日々めいいっぱい生きてます。
そこへ、私が”べき”イライラを発端に雷を落とし、小さい人々がしゅん、となり、、、私がはっとなって、ごめんなさい、と謝る、いつものパターン。疲れるし楽しくない。。。こんなんじゃうちの小さい人々は、おおらかに育たないではないか!?とますます悲しくなる私。
そんな私に、もっと肩の力ぬきなよー、と教えてくれた家族、友人たちの中でも大きな存在の一つが、小さい人々が通う、森のようちえんすぎぼっくり。詳細は、下記をみていただくとして、森のようちえんっていうと、割とスパルタに鍛えるイメージを言われるけれど、私が一番影響を受けたのはそこではない。
上記のような”べき”ができなくてもいいんだよ、ありのままでいいんだよ。みんなそれぞれだよ。と園がまるごと子どもと家庭を受け止めてくれているのです!(と私は感じている)
つい親である自分にも、小さい人々にも課している”べき”。小さい人々は本当に刹那を生きている。彼らのいうことやることは一瞬一瞬で変わる。そんな小さい人を相手に、仕事も家庭も、とかやってたら、そんなネットや雑誌のような子育てはできるわけないがーー!!でもでもでも、する”べき”だよね。。。
とあわあわなっているおかんな私に、スタッフさんたちは、おかーさんが元気がいいのが一番だよ!忘れ物しても、ちょっとケンカしちゃっても、なんとかなるよ、大丈夫大丈夫!!てきとうにやっていきましょう!!と温かく家族を見守ってくれる。
復職して、仕事も、子育てもがんばるぞ!でも、全然できてなくて小さい人々に申し訳ない、、ってなってる、だめだめおかんな私を温かい眼差しで”てきとー”に見守ってくれる。すぎぼとそのスタッフ、保護者、家族たち。
いや~、ほんと、感謝!!
ということで?みんなやることいっぱいじゃけど、”てきとー”、大事だよね!す”べき”タスクを完璧にしなくても、死にやしない、大丈夫って思って生きていこうぜっ 思ってます、というあれで。
あ、仕事は、、、
もちろん、要所を抑えて、時間の許す限り、辞書②の”適切”にやります、はい!