200605 『ACIDMAN【灰色の街】リリース』の話
珍しく、今週は書くことが決まっているのだが、珍しく前振りで書くことが何も思い浮かばなかった。
いや、別にいらないといえばいらないのだが、なんとなくこの前振りの文章なしにいきなり本文を書き出すのは、勇気がいる。
だから、こうして文字で埋めている。
元々、日記に関しては特になんの決め事もないので、こういう文章を前振りにしてもいいのだ。
何なら、これで今週の日記を終えてもいいと思っている。
さて、今週大きな出来事があった。
ACIDMANが新譜『灰色の街』をリリースした。
これは書かざるをえない。
まず、一言で言っておこう。
名曲。
これだ。
ちなみに、私はACIDMANのどの曲を言われても「名曲」と返すタイプなのだが、それはACIDMANが名曲しかないからであって、別に投げやりそう言っているわけではないことをきちんとわかってほしい。
そんな名曲『灰色の街』はyoutubeでMVが公開されているので、このインターネットの隅の隅にある雑な文章の日記の読者の皆様は必ずチェックしよう!!
『灰色の街』はACIDMANにしてはものすごく身近なテーマの楽曲、だと思う。
ACIDMANというバンドは壮大なテーマの曲を描くバンドである。
星や宇宙のこと、生きることや死ぬこと、生まれ変わりや世界の始まりと終わりについて歌うこともある。
そんなバンドである。
『灰色の街』もテーマはきっと『生きること』だと思う。
だが、ACIDMANが歌う『生きること』にしては、とても身近で寄り添うような曲だった。
なかなか珍しいタイプの曲だと思う。
そして、この『灰色の街』が名曲であるのは、ACIDMANが20余年間ブレることなく壮大なテーマを歌ってきたからこそだ。
20余年のキャリアを携えてこそ、この『灰色の街』は輝く。
『生きること』というテーマは普遍的で、ともすれば同じテーマの楽曲は数多存在することだろう。
そんな数多あるテーマの中でも、手離しで「名曲」と言えるのは、ACIDMANというバンドが、『灰色の街』という楽曲がACIDMANが20余年演奏し続けてきた、証明し続けてきた壮大なテーマが根本にあるからだ。
星や宇宙のこと、生きることや死ぬこと、生まれ変わりや世界の始まりと終わり、その全てを土台にしてACIDMANというバンドは普遍的な『生きること』を歌うのだ。
つまり『灰色の街』も身近な普遍的なテーマであると同時に、ACIDMAN らしい壮大なテーマでもあるのだ。
ACIDMANは20余年、壮大なテーマを扱ってきた、だからそれが決して揺らぐことは無い。
事実、『灰色の街』には昨年行われた『創、再現』というツアーのライブ音源が同封されているのだが、この『創』というのは彼らのメジャーデビュー1stアルバムであり、実に17年前のアルバムで、ACIDAMANは何の違和感もなくその17年前に出したアルバムのツアーの再現をこなしている。
ACIDMANが揺らぐことなく同じテーマで音楽を続けてきたことの何よりの証明である。
それこそが私の一番大好きなバンドが、私の一番大好きなバンドであり続けている理由でもある。
是非、是非『灰色の街』を聴いて欲しい。
本当に名曲である。
あわよくば他のACIDMANの楽曲も聴いて欲しい。
ちなみに私が一番好きな楽曲は『ある証明』で、なんと今回の『灰色の街』にも『創、再現』ツアーのラスト曲として収録されている!!
新曲も、あの名盤『創』のリリースツアーの再現音源も聴けて、それに加えて最高に最高な事で知られる『ある証明』のライブ音源まで聴けてしまうのだ!!
さらにさらに初回限定版はデイジー(花)の種がついてくるというオシャレ仕様だ!!
これはもう買うしかない。(ステマ)
そこまではしなくとも、先に述べたようにyoutubeで『灰色の街』が公開されているので、まずは聴いてみて欲しい。
一聴の価値が十二分にあります。
それでは、また来週。
質問等ありましたら、投げて下さい。
金曜日に取り扱うかもしれません。
水曜日に『クソ大喜利』という企画を始めたので、よければそちらもお願いします。
来週のお題は【クソダセェライブパフォーマンスを教えて下さい】となっております。
回答を募集してますので、よろしければお願いします。