相談相手はいつも先生だった

先日卒業研究関連で隣県へ行った。
車で往復約3時間半。道中いろんな話をした。

研究の話はもちろん、
自分の就職のこと、オンライン授業のこと、
お互いの学生時代のこと、家族のこと、友達のこと、料理のこと。

車で一対一というのは、本音で話してしまうもので。
今回に関しては、
今まで友達にもほぼ話したことがないことまで喋っ(てしまっ)た。
最近書き出したことだったからかもしれないけど。
自分では気づいていなかったことを聞かれて、
確かにどうだったっけな〜と思ったりした。未だ思い出せない…。
「車ってすごい喋っちゃいますね」と言ったら、
「それしかやれることないからね」と言われた。確かにそうだ!

ふと振り返ってみると、
進路や勉強のこと・人間関係のことはいつも先生に相談してきた。

小学6年生時の担任の先生

中学受験をすることになって、
助けてくれたのが当時の担任の先生だった。

男の先生で年齢は自分の親と同じくらい。
とても優しい先生だった。
わたしたちが多分最後のクラス担任で、
今は校長先生らしい。

算数の先生で、
「大人になると1+1=1がわかるようになる」と言っていたが、
10年近く経った今でもわからない。あれ、なんだったんだろう…?

確か、自分が応援団の時に先生がコーチ的な立場だったことで、
仲良くなったというか、信頼するようになった気がする。。

っと、話は戻って。
当時は塾に通っていたわけでもなく、過去問を解いて受験に備えていた。
※中学受験といっても倍率ほぼ1倍って感じの学校を志望していた
とはいえ、授業では見かけない問題に苦戦していた。
宿題の自主練ノートに解いて提出しては、
わからない問題を解説してもらった。
当時わたしは中学受験をすることを周りに言っていなかったので、
放課後や昼休みに教室とは別の準備室で教えてもらっていた。
他にもやることあって忙しかっただろうに、、ありがたかったなぁ。

試験前の金曜日。
返却された自主練ノートには、
「がんばってきてね。君なら絶対大丈夫。ファイト!」と書いてあった。
すごくうれしかった。実は今も大事にとってある。

先生の指導とメッセージの甲斐あって無事合格!
私立の中学に進学したわたしでした。

その先生とは10年近く会っていないけど、
今も1年に1度手紙を送り合っていて、いい人と巡り会えたなぁと思っている。

中学高校時代の先生

中学受験に合格し、中高一貫校に進学したわたし。
少人数制&変わり者集団だったので、
高校に進学してからも先生たちが覚えてくれていた。
かつ運良く、高校1~2年が中学の時から知ってる先生だったので、
先生方に見守られながら過ごした6年間だった。
本当にいい環境だった。

中でもお世話になったのが、A先生。
中2〜3は副担任で国語の先生として、
高校時代は所属していた生徒会の先生としてお世話になった。

いつからそんなに喋るようになったのかは全然覚えていないけど、
中学3年生の時はもうめっちゃ喋ってた気がする。

わたしは好きな先生がいるとその先生のために頑張るタイプだったので、
A先生が担当の国語は、仲良くなるほど勉強するようになった。
国語めっちゃ嫌いだったのにね!(笑)

すごく覚えているのは、修学旅行から帰ってきた日のこと。
解散式?みたいな後に、
「Sak、次の登校日の朝職員室に寄って」と言われた。
覚えはないけど「なんか悪いことした…?」と思った。
休日を挟んで登校日、
「読書感想文の清書をして」と言われたのだ。
なんだ!うれしいことだったのか!!
これがきっかけで今の学部を選ぶことになった大きな思い出だ。
その後も別の作文が佳作に入ったりと、忖度かと言わんばかりにお世話になった。

あとは、家と学校の接続があまり良くなかったので、
時間潰しに放課後よく喋ってた。
家族や友達に相談するのが得意じゃなかったから、
聞いてもらったり相談したり、たくさん話したなぁ。

高校に入ってからも、生徒会の担当の先生として、
たくさん関わることがあった。
中学の時ほどではなかったけど…。
周りの生徒会役員よりも付き合いが長かったので、
お互いがわかっていて、すごく安心感があったなぁ。

大学に入ってからも訳あって1年に一度会うことがあり、
いつもいろんなことを聞いてくれて嬉しかったなぁ。

去年は、A先生とB先生(中学高校の体育見てもらっててA先生の恩師)に会って、
就職のことをすごく心配してくれた。
報告がてら、今年は文化祭に顔を出しに行こうかと思っていたけど、
残念ながら行けそうにありません。そもそもやるのかどうか…?
そのうち連絡してみよう。


続いて、高校1年の時の担任だったC先生。

中学の時に地理を教わっていた先生で、
テストはめっちゃ難しかったけど、授業はわかりやすくて面白かった。
しかもいい声なので地理は結構頑張ってたなぁ。
担任だとわかった時は知ってる先生でよかった!と安心したのを覚えている。

高校入学後、掃除の時間に指導に来たC先生が、
「中学よりクラスの人数が増えたけど大丈夫?」と声をかけてくれた。
中3の時は地理がなかったので、話したのは約2年ぶりだったのに、
そうやって声をかけてくれたり、気にかけてくれてたんだなと思って、
すごく嬉しかった。

高1の試験は、結構中学の成績が影響していて、
中高一貫の推薦で入学した私は、下から数えたほうが早いような順位だった。
クラスの下位何人かが強制二者面談で、
わたしはギリギリそこには入ってなかったんだけど、
不安だったので2学期ぐらいまで毎試験面談をしてもらっていた。
どう勉強したらいいかとか、大学のこととか、将来のこととか、
聞いてくれて、たくさん話して、発破をかけてもらった。
そのおかげで、高校時代は割といい成績のまま卒業することができた。

今年の2月頃、友達からC先生の連絡先を教えてほしいと言われて連絡を取っていたときに、
「今年は久しぶりに顔出そうかと思います」って言ったけど。。
こんなご時世なので残念ですね。。

あとは諸々。
高校2年の時の担任で、中学の時の技術担当だったD先生。
何かと重要な仕事を任せてくれたり、
大学入試に関わる試験で良い点数だったときに声をかけてくれた。





こうしてnoteを書きながら振り返ってみて、
改めていい先生に巡り会えたなーと思った。
(もちろん関わった先生全員がいい人だった訳じゃないけど)

考えてみれば、
高校進学について一番話したのはA先生だったし、
高校での勉強について一番話したのはC先生だったし、
就職について一番話したのは今の所属研究室の教授だった。
友達でもなければ家族でもなかった。
それぞれの専門家ってこともあるけど、
一定の距離を保ち続けられるからっていうのもあったんだろうな。

前も書いたと思うけど、、
人は必要な時に必要な人と出会うって聞いたことがあるけど、
ほんとうにそんな気がします。



それではまた。ながーい文章にお付き合いありがとうございました!Sakでした。