魔本ほしいよねってか手に入れてるじゃんって話をした

https://www.youtube.com/watch?v=DzVgSU3TSXA


金色のガッシュというマンガがあって

自分にとっての少年漫画というとこれ一択である。で、最近久しぶりにもう一度読み返してみたんですけど、ああいいなと思う箇所がいくつもあって、昔読んで面白かったと思うポイントは変わらずに、新しい見方が手に入ったり見つかったりしたので、その点について喋ってみた。

魔本というのは心の力という物を媒介にして、パートナーである魔物の子から術を引き出すために必要な道具である。心の力というのは、人間の持つ喜怒哀楽の感情の大きさや質を判断して、魔物が今現在持っている能力に合わせた技というフォーマットに注入されるエネルギーの事である。

感情には力があるのではなく、人間が動くために必要なエネルギーであって、感情が追い付くために必要な状況や媒体が必要であるという事をSNSってやってるよねってなんか思ったのである。ガッシュ風に言えば、SNSは魔本であり、月の石ともいえるかもしれないが、人間の感情を媒介して現実世界に影響を及ぼすというのは、SNSが言葉という魔本+インターネットという媒介であって、その中を行き来するエネルギーは心の力である。心の力は仮想的に人の感情を揺り動かしたという具体的な係数によって加速し、増加する訳で、その威力に応じて威力は変わっていく。そしてSNSが炎上するという事は、魔本が燃えるという事であって、アカウントを消してしまったりアカウント主が消えてしまえば、その魔本を通じて得られる効力は失われてしまう訳だ。

という事に気が付いたのが上のラジオ動画の話である。って考えると魔本ってシステムはよくできているし、今の世の中を予見している作品だよねって思うのである。


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