Webディレクターの仕事について語り始めてもいいかなって思い始めてる。
2022年5月8日24時38分。
GWのアディショナルタイムだ。明日から仕事再開というのに夜更かししている。
さっきまで、僕のスマホからサカナクションの『ドキュメント』という曲がかかっていたところだ。
”愛の歌 歌ってもいいかなって思い始めてる"
当時の山口一郎は、そんなことを思っていたようだ。
「Webディレクターの仕事について語り始めてもいいかな」
ふと、そんなことを考えてみた。
僕ももうあと3か月ちょっとで31歳になる。
30歳になった時点から焦ってたのに、気づけば9か月経ってしまった。。。
僕はWebディレクターです。システムエンジニアのような業務もやってます。
でも、元々僕はWebディレクターになるつもりじゃなかった。
大学では経営学を学んでいた。卒論では19世紀や20世紀前半の百貨店の素晴らしさを書いた。そして、21世紀において、IT技術を駆使しながら、かつての百貨店の精神を現代で表現できればいいなーなんて思ってた。それは、あくまでマーケッターとして携わる予定だった。事業者側として携わる予定だった。ホームページもシステムも、企画はするし運用もするけど、設計したり構築するのは別の専門の人に依頼する、そういう予定だった。
なのに気づいたら、30歳の今の僕の肩書はWebディレクターである。
途中離れた時期もあるけど、計5年ほどはWebディレクターという肩書で働いている。
企画や運用のことももちろん請け負うこともあるが、どっちかというと設計したり作る側(の進行管理)のポジションにいる。
30歳になるまでいろいろ紆余曲折あった。転職も計4回した。
というか、2020-2021年の頃の僕は、Webディレクターとは違う肩書であった。一度僕はWebディレクターとして生きて行くことを辞めた人間です。
けど、いろいろとしっくりこないことがあって、Webディレクターとして再び働くことにした。実は会社も、以前勤めていた会社出戻り転職したかたちです。
Webディレクターとして生きて行こうとしている。
が、それを受け入れきれてない自分もまだいるのです。
僕はデザイナー経験やプログラマー経験ありません。コーダーの経験もありません。制作未経験のままディレクターやってます。それはコンプレックスであったりもする。ただ、その分別の強みが僕にあるんだろうって思っている…いや、思うように"言い聞かせて"いる。まだ頭で理解しきれていても心や気持ちが追いついていない感じ。もやもやもやもや。
僕よりディレクターに向いている人はいっぱいいる。システム系も、アートディレクション系も、僕より向いている人はいっぱいいる。だから僕は違うことやろうって、未だに考えてしまったりもする。「Webディレクターの仕事について、僕はまだ何かを語れる立場の人間ではない。」そう思っていた。もやもやもやもや。
なにかきっかけをつかみたくて、基本情報技術者試験の勉強を本格的に始めた。ちょうど今日、一応参考書1冊分を、勉強し終えた。これからは過去問を解いていくフェーズに入る。今月末に試験を受ける。
ただ、なんか、思ったよりきっかけをつかんだ感覚がなかった。もちろん合格したらまたすこし変わるかもだけど、、でもそれでも多分そんなに変わらない。もやもやもやもや。もやもやが止まらない。あー、頭痛が治まらない。
さて、どうしよう、何か手を打たなきゃどんどん僕は鬱気味になっていくだけだ、まずいぞ。。。
そんなことを考えていたときにspotifyによるレコメンドで流れた、
サカナクションの『ドキュメント』。
”愛の歌 歌ってもいいかなって思い始めてる"という歌詞。
ふと頭に浮かんだ「Webディレクターの仕事について語り始めてもいいかな」というアイデア。
思い立ったが吉日ってことで書いたのが今回の記事です。
こんな感じで、まとまりのない文章になろうとも僕のもやもやや自問自答の様子をそのまま書いていこうかと思う。
Webディレクター向けのおすすめ仕事術とか、ストレスがたまった時の対処法だととか、そんなよくあるブロガーさんみたいなことは書くつもりはありません。
とはいえ、自己満だけのブログにもしたくはない。
ターゲットは、制作未経験で悪戦苦闘しているようなWebディレクターさんやSEさんや、これからそういう職に就こうと考えている文系人間の皆さま。
「文系 Webディレクター」とかそういうキーワードで、SEO上位にあがるようなWebページにはないような、端的には表現できないけど、リアルな奮闘記録みたいな、そんな記事を書いていきます。そしてどこかのだれかの参考になることを願ってます。きっとなれると思う。だから、「Webディレクターの仕事について語り始めてもいいかな」って思い始めたのだ。
そのうち、今回ちらっと書いた4回の転職のそれぞれの転職理由とか、過去の自分のこともそのうちこのnoteに書いていこうと思います。どうぞよろしゅう。
P.S
以前の僕が書いた百貨店についての記事も良かったら読んでみていただけると嬉しいです。マガジンとしてまとめてあります。
百貨店の歴史から学ぶマーケティング
今日の1曲
ドキュメント / サカナクション